パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

東京の新名所カレッタ汐留にオープンしたアンデルセン アンデルセンファブリック

東京の新名所のカレッタ汐留にあのアンデルセンが新業態のパンとサンドウィッチのテイクアウト専門店、アンデルセンファブリックをオープン。既存店と異なるところは?早速取材してきました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

2002年12月1日にグランドオープンしたカレッタ汐留 は電通本社と劇場、食、ショッピング施設などの複合ビル。 この中にベーカリーチェーン、アンデルセンが新業態としてオープンさせた、パンとサンドウィッチのテイクアウト専門店、 アンデルセンファブリックがあります。


fabrik(ファブリック)はデンマーク語で工場 を意味します。これは「ビル館内のパン工場」をイメージしたもの。
対面式の売り場からは、清潔なガラス張りのパン工場(製造スペース)を見ることができます。

パンは近隣のオフィスワーカーのランチや残業の時の軽食、会議用にと利用され、 電通四季劇場の観客や、通りがかりに目を奪われて思わず買ってゆく人々にも人気のようです。

サンドウィッチに使うバゲットやライ麦入りのパンは店内で焼き上げ、それだけでも販売しています。 近隣のレストランやカフェからバゲットを調達しに来る店員さんの姿も見かけました。
でも、こうしたハード系のパンは発酵に時間がかかるため、現在は大量には受けられる体制ではないということでした。



380円からのサンドイッチは、全16種類。この店限定のオリジナルです。
オーダーメイドではありませんが、時間帯に合わせて少しずつ作り、 フレッシュな商品を置くことに重点を置いているそうです。

人気のダークチェリーデニッシュなど、他店と同じ商品もありますが、 フォカッチャやピザ、マフィンなどはここだけのものです。
シーザースサラダや抽出したてのコーヒーなども販売しています。

サンドウィッチの中でも一番人気なのは、アンデルセンらしくシュリンプを使ったもの。 ツナサラダ&シュリンプサンドは、ほのかな酸味を持つミッシュブロートに、じゃが芋の入ったニース風ツナサラダとシュリンプ。(上の写真) シュリンプエッグは、ごまの入ったトレコンブロートに卵サラダ、白ワインでソテーしたシュリンプ。



そのほかにも魅力的なサンドウィッチやスウィーツがたくさん・・・

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