パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

Traditional Bread ポラリス【三鷹】

立川のムッシュイワンの小倉孝樹シェフが新しいベーカリーカフェをオープンしました。パン職人がメッセージを込めて伝統的な製法でつくるパン、おいしいパンが好きなだけ食べられるランチブッフェが人気です。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

ムッシュイワンの姉妹店

立川のムッシュイワンのシェフ、小倉孝樹さんがこの秋、三鷹に新しいベーカリーカフェをオープンしました。店の名前はポラリス。その上に小さく"Traditional Bread"の文字。

「本当の職人が伝統的な製法で焼き上げるパンのおいしさを、これだけ手間をかけるとこんなにおいしいものができるということを、この店で伝えていけたらいいですね。」と小倉さん。

オープンキッチンになっているので、パンを作っている様子が見える
バタールポラリス(290円)。細く小さいフルートポラリス(200円)も同生地。デニッシュ類が豊富。手前からショコラ(180円)、クロワッサン(140円)

ポラリスのパン

店に入るとまず、広々としたカフェスペースがあり、その向こうにパン売り場があります。右手は菓子パンや惣菜パン、ベーグル、サンドイッチ、奥はハード系、左手はちょっとしたワイン売り場、中央の陳列台にはデニッシュ類や惣菜パンが並びます。

ハード系のシンプルなパンが好きな方はバタールポラリスをぜひ。ライ麦が5%配合されていて香ばしく、そのまま何もつけずに食べてもおいしい旨味のあるパンです。

左奥からダークチェリーのノワール(210円)、洋梨のワイン煮をのせたラフランス(210円)、クロワッサンダマンドオレンジ(265円)
トルネード(180円)はザクザクの食感。クリームはブルーベリーやカシスなど日替わり。

店長の松村徹さん(左)、シェフディレクター小倉孝樹さん(右)
ヴィエノワズリ系でわたしが好きなのは、ムッシュイワンにもあるトルネードというパン。コロネ型に巻きつけられたザクザクと硬質な食感の折込生地にとろけるクリームが詰められています。

魅力的なパンが揃う中央のテーブルのまわりをぐるぐると回ってしまう人も多いかもしれませんが、壁側のハード系のスペースも見逃せません。ここにはハード系でも食べきりサイズの焼きたてが次々と並びます。

「お気軽にお声をかけてくだされば、丁寧にご説明いたします。一緒にパン談義しましょう」と小倉さんから嬉しいメッセージをいただきました。店長の松村さんをはじめ、小倉さんの下では優秀なスタッフ達がパンを焼いています。その様子は売り場からも垣間見ることができます。
ポラリスにはランチタイムにパンのブッフェサービスがあります。 次のページはランチブッフェをご紹介します。
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