M そうですね。そのかわり現代のカフェは作る側も海外の経験をしていて、 外国の良いところが、ごく自然に取り入れられられる傾向もあるかもしれない。 真似でなくて日本の素材と上手にミックスされていく感じは素敵ですね。 アメリカの都市に好きなベーカリーカフェがいくつかあるのですが、 最近そこの痕跡(写真やグッズ)を飾っているカフェやパン屋を東京で 発見したときは、あの味が食べられるかなと嬉しくなりました。 流行ではなくて、おいしいと自分で感じて、この味を再現したい、皆に食べさせたいという気持、 それが本物を作る原点と思うのです。 サマンサ たしかにそうですね。作り手の仕掛けよう、流行らせようという意図が 感じられてしまうと興ざめですよね。 「あなたたち、こういうのが好きでしょ?」というマーケティングに基づいた お店よりも、「自分には表現したいもの、人に味わってほしいものがある」と いう作り手の熱意を感じるお店に強く惹かれます。 M メガヒットの流行に乗って現れた店でも、仕掛けようという意図が絶対わからないように 完璧に媚びてくれたら。ゲストとしては楽しく乗せられ、騙される(笑)のなら良いかな、とも思いますね。 →パン@カフェVOl.2 Honey toast パン@カフェVOl.2 フレンチトーストのお話、そしてカフェのパンのメニューに求めるもの ◇関連サイト◇ 東京カフェマニア パンが美味しいカフェ(リンク集) 前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。