山もとうどん吉田のうどん山梨県富士吉田市を中心に都留市、河口湖、山中湖、そして甲府などに広く分布する独特のうどん。個人的な定義では粉っぽい固い顎が疲れるキャベツが入っているなどの条件が与えられている。汁も大きな特徴があり醤油と味噌の合わせが多い。今回紹介する山もとうどんは都留市のうどん店。2009年7月に創業10年を迎える。手打ち 山もとうどん営業時間の看板場所は少し判りにくい。お店探しは宝探し気分も味わえるかも。高速道路の脇というか高架を抜けたところに出現する。開店とほぼ同時の訪問であったが先客ありだった。10時30分からうどんを食べる地元の人のグループが居た。店内はテーブル席と座敷の併用の吉田スタイル。人気メニューはやはり肉うどんのようだ。店主は吉田の『みうらうどん』(2008年11月に閉店・現在は暮れ地うどんとして営業)でうどん打ちを習得した。お店のシステム、価格、味の方向性は非常に似ている。会計伝票が注文書みうら系吉田うどんの人気店らしく注文は紙に書いて渡すシステム。もちろん初めて行く場合は普通に注文をしても受けてもらえる。この日注文したのは『肉うどん』400円と『つけうどん』300円肉うどんは存在感抜群肉うどんのアングルを変えて肉うどんは強いコシの噛み締めがいのある麺が魅力。噛み締めて味わいが深まるタイプのうどんだ。粉っぽさは思ったほど感じられないのは温かいうどんだからか。肉は馬肉、キャベツは甘い。汁は味噌と醤油の合わせだろうか。お店独自の辛み 入れすぎ注意このうどんにはお店独特の辛味がとても良く合う。はじめは入れずに食べて途中で入れると二度美味しい。あまりたくさん入れると後で火を噴くことになる。つけうどんつけうどんはちょっと風情が違う。味噌汁にうどんを入れて食べるような雰囲気。この感じは今まであまり経験したことが無いかもしれない。さらりとした汁が冷たいうどんをさっぱりと食べさせる。こちらのうどんは少し粉らしさを感じさせる。太くたくましさを感じさせるうどんだ。2杯食べればもちろん大満足。お腹いっぱいだ。朝一番だからできた連食。吉田うどんは後でお腹がより膨れるのでご注意を。富士吉田の手前の都留市で食べられるベストの吉田うどんだろう。店内のメニュー看板手打ち 山もとうどん 住所 山梨県都留市古川渡397-1TEL 0554-45-8733営業時間 10:30~14:00定休日 水曜日駐車場有りガイド記事吉田うどん関連 ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。