彩花 店から出ると目の前に富士山彩花(さいか) 距離で言うと数キロ圏内で富士吉田市なので同一エリアと言えるのだが、行政区分が違うために『吉田うどんマップ』には載っていない。しかしながら私の中ではこの彩花といううどん店の評価はかなり高い。まずこのエリアに足を踏み入れたとたんにワクワクしてくる。彩花の味を思い出すだけで早く食べたいと思う。そして注文すべきメニューも決まっている。ワクワクするメニュー創業から12年ほど経つという。吉田のうどんがルーツだが進化した洗練された味わいに驚く。気持ち平打ちのしっかりとしたうどんは間違いなく吉田うどんを名乗れる。そして小麦粉は少し上等な小麦粉を使っている。冷やしたぬき拡大他店との差別化かもしくはうどんそのものの味にこだわっているのだろうと想像できる。昔ながらの大変素朴な味わいの小麦粉を使った吉田うどんも魅力なのだが、少し洗練されたこの彩花のうどんはとても美しい。特に人気の冷やしたぬきうどんでは器の色合いとも相まって大変魅力的に映える。一番人気の冷やしたぬき400円冷やしたぬきうどんはキャベツ、大根おろし、てんかすが載り少し濃い目のつゆがかけられる。薬味は練りワサビ。うどんのプリプリとした弾力が口の中ではじける。噛み締めて小麦粉の味を楽しむ。ズルズルと啜りこみたくなるが良く噛んで食べよう。次の肉うどんが待っている。(笑)肉うどん450円肉うどんはいりこ出汁に味噌ベースのつゆ。深い味わいがある。牛肉とキャベツが載る。トッピングでキンピラをつけると良い。豪華にするならちくわ天も載せよう。肉が牛肉なのが少しだけ惜しい。もちろん美味しいけど。ここは馬肉だとより本格的。肉うどん450円+きんぴら50円もっとも吉田でも豚肉や鶏肉を使うお店もあるので牛を否定するつもりはない。この温かいうどんはうどんのこしは少し弱まり優しさも見えてくる。体に優しい滋味豊かなメニューである。肉きんぴらから麺を掘り出すまたお店ごとに違う辛みも試してみよう。味噌ベースのつゆには特に合うと思える。辛さの尖がったものではなく旨みを増やしてくれるような味わいがある。彩花の辛みは山椒の効いたもので風味が良い。お店特製の辛み連食 食べる順番個人的な好みでは先に温かいうどんを食べて、次におもむろに冷やしたぬきを頼みたい。朝から何も食べずに訪問するときにはこの順番の方がこの後も食べられる。・・・連食予定が無いならどちらから食べても大丈夫だが・・・良く考えたら普通の人は一杯しか食べないからこの問題は発生しないのだ。良く晴れた日ご馳走様を言い店を出るとそこには大きな大きな富士山が見える。思わずお辞儀をしてしまいそうな勇姿が目の前に迫る。スケールの違う大きな懐に抱かれたうどん店だ。季節ごとに訪れたいお店の一つだ。彩花 (さいか)住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津7436-2TEL 0555-72-6606営業時間 11:00~14:30 売り切れじまい有り定休日 木曜日主なメニューかけうどん 350円・つけうどん 400円・月見うどん 400円・きんぴらうどん 400円肉うどん 450円・いか天うどん 450円・ちくわ天うどん 450円・冷やしたぬきうどん 400円大盛100円増し・替え玉150円トッピング肉 100円・ちくわ天 100円・いか天 100円・玉子 50円・きんぴら 50円ランチメニュー五目御飯セット 200円(漬物付き)※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。