2005年讃岐の旅　長田ｉｎ香の香

穴吹を後にして高速で西に向かう。目指すはラーメン屋さんのはまんど。讃岐にラーメンを根付かせるために頑張っているお店である。そのためにライバルのうどんを研究した結果第1回うどん王になってしまった店主の森さんは盛の大将の名前で讃岐では超有名人である。



定番さぬきラーメンはまんど
昼少し前に到着。ここで昨日訪問したSIRAKAWAの白川さんと合流。またうどん通のT女史とも合流。一気に旅が賑やかになる。
さて何を食べようか。新メニューの蝦油湯麺やたらいに入った釜揚げらーめんにもそそられるが・・・悩みになやんではまんどラーメンと醤油ラーメンの2杯をチョイス。
2つ並べてみると色がずいぶんと違う。すっきり・こってりのはまんどラーメンと魚系のダシと濃口の強さが際立つ醤油ラーメン。軽く完食する。食欲絶好調。



魚のだしと醤油が一体化

途中丸亀市内で乾物屋さんの見学と買物。マルオ醤油とイリコを買う。当然荷物になるので送ってもらうように手配する。伊吹島産のイリコ100グラム400円である。小さなイリコで姿のままダシにしてもエグミなどは出そうもない。つまんで食べても美味いだろう。

釜あげうどん　長田(ながた)in香の香

釜あげうどん長田in香の香



極めつけの釜揚げうどん
さて次のうどん屋は長田in香の香である。
満濃にある長田で長いこと職人を勤めた宮本さんが独立したお店だ。長田の味を支えてきたという自負が店名に現れているのだろうか。
釜あげうどんがなんと言っても名物。大半のお客さんは釜あげうどんを食べている。食券を買ってテーブルで待つスタイルの一般店だ。
まずは注文。釜あげ小250円。茹でたてが丼にいれ運ばれてくる。テーブルの上の大谷焼の一升徳利からダシを注いで準備。
うどんをダシにくぐらせてズルッとすすれば・・・熱いので注意。(笑)
滑らかでもちもちでしかも釜あげなのに押し返しのあるうどんが楽しめる。ダシがまた絶品のバランスで複雑な節の旨みがブレンドされている。ダシだけでも飲みたいというマニアも多いとか。



お腹に余裕があれば冷やしもお奨め
2002年の4月創業だが老舗の味を引き継いでいるためあっという間に人気店になった。2002年の秋に訪問して以来の久しぶりの再訪。
前回心残りの冷たいうどんも今回はたっぷりと食べる。当然ながら自重して冷やし小で250円。
冷たく締められたうどんも美味。喉越しの滑らかさ押し返しはより強調される。スッキリした冷たいダシも美味い。
同行の皆は釜揚げのたらいうどんを注文して皆でつついている。でもあっという間に空になっているような気がする。
中庭のオープンスペースで青空の下、熱いうどんをすする姿はある意味すがすがしい。それにしても私だけ単品2品。食べすぎだろうか。(笑)

さてもう一軒くらいは行けそうだが・・・



立たないとうどんが入らない?
【長田in香の香】
香川県善通寺市金蔵寺町本村1180
電話0877-63-5921
営業時間　9時から午後6時
主なメニュー
釜あげ小　250円　大350円　特大600円(冷やしも同価格)
たらい小　1000円　たらい大　2000円
ちらし寿司、おにぎりも有り。