山本屋総本家一半親子煮込


待望の名古屋の味が東京に進出してきた。山本屋総本家が神田和泉町に出店2004年11月9日オープン。

名古屋でうどんといえば味噌煮込みうどん。独特の剛麺と八丁味噌ベースの汁。土鍋のふたにうどんをよそって食べるあの雰囲気。とうとう東京でも本物の味噌煮込みうどんが味わえる。



山本屋総本家和泉町店

名古屋味噌煮込みうどん


初めて名古屋の味噌煮込みうどんを食べたのは弟の土産だった。今となっては山本屋総本家だったか山本屋本店だったが記憶の端にも残っていないのだがその食感に驚いたことだけが鮮明に思い出される。
多少店で食べるものとは違うかもしれないが、書かれていた調理法に従って作るとうどんは硬く芯があり一瞬煮込み時間が足らなかったかと思う。
実は後で調べたらそういう食べ物だと分かった。うどんを打つときに塩を入れない。小麦粉と水だけでうどんが作られる。汁を張った土鍋に生うどんを入れて煮込むために塩が入ると汁の味が塩辛くなる。塩を入れない独特のうどんは煮ても柔らかくならないのだ。この食感と八丁味噌をベースに作られるあわせ味噌の香りが味噌煮込みうどんの特徴となる。

●2つの山本屋
昨年の夏、暑い盛りに名古屋の栄にある山本屋総本家の栄店にて味噌煮込みうどんを食べた。気温34度。店内はギンギンに冷房が効いていてとても美味しく味噌煮込みが食べられた。また今年はもう一つの山本屋、山本屋本店でも味噌煮込みうどんを食べてきた。名古屋ではこの2つの山本屋がライバル店として同じような知名度と店舗展開を行っているようだ。味は微妙にことなるがどちらも老舗の貫禄を示しさしずめ名古屋味噌煮込みうどんの両横綱というところであろうか。

●食べ方

味噌煮込提供時

名古屋では味噌煮込みうどんはふたが付いて供せられる。その鍋蓋に秘密があり通常有るはずの蒸気抜きの穴がない。この鍋蓋がうどんの取り皿となる。小分けして汁を張りすすりこむ。歯ごたえのあるうどんをかみ締めるとじわっと小麦の香りと八丁味噌の風味が鼻腔をくすぐる。この味噌独特の渋みとダシのハーモニーに慣れると病みつきになる。このコツコツしたうどんの食感も口の中で存在感を主張する。玉子の甘さ、鶏肉のコク、汁のしみ込んだ油揚げとが呼応する。一口目の味噌の風味がとにかく鮮烈だと思う。まずは一押し親子煮込みが完成された美味しさかと思う。汁は見た目は辛そうだが塩辛さは少なくダシの良く効いたものだ。



ふたを開けると

●メニュー
べーシックな普通煮込み900円はネギ・油揚げ・かまぼこ。これに玉子が加わって玉子入煮込1,000円玉子は名古屋から取り寄せるこだわり卵。鶏肉が加わるかしわ入煮込1,100円かしわ入煮込に玉子が入ると親子煮込1,200円、これに大盛りの一半玉子入煮込1,250円一半親子煮込1,450円が加わる。



食べ方の例

お腹に余裕があればご飯をつける。味噌煮込みうどんをおかずにご飯を食べる。実際の感覚はご飯がおかずになっているような気がしないでもない。残った汁でおじや風にして食べるのもお勧めである。最後の一滴までダシを味わいつくせる。



2階のテーブル席

山本屋総本家 和泉町店DATA
〒101-0024
東京都千代田区神田和泉町1-10-8
(JR秋葉原駅昭和通り口より徒歩7分凸版印刷本社手前入る。)
電話 03-3861-5030
営業時間 午前11時から午後3時 午後5時から8時30分
定休日 日曜・祝日 
(営業時間・定休日は今後変わることもあります)
席数25席 カウンター7席 テーブル席18席
主なメニュー
普通煮込900円・玉子入煮込1000円
かしわ入煮込1100円・親子煮込1200円
一半玉子入煮込1250円 一半親子煮込1450円
ご飯200円 おでん450円 えだまめ400円
板わさ400円
ビール(生・瓶)550円・お酒550円・ジュース・烏龍茶300円
山本屋総本家のサイト
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