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鴨づくし、鴨汁のお供に 鴨のくわ焼

鴨南蛮や鴨汁を作る時にはくわ焼も作ってみましょう。たっぷりと鴨を食べるチャンスです。

執筆者:蓮見 壽


合鴨のくわ焼

鴨のくわ焼


鴨を材料にしたうどん料理を作る時の一品にどうぞ。
日本酒にもビールにも合います。
一寸したくふうで臭みも消えて一気に鴨好きになるでしょう。
鴨南蛮うどん、鴨汁うどんを作る時に同時進行で作れます。



合鴨のムネ肉(ロース)
【鴨のくわ焼材料】 3人から4人前
合鴨ロースまたは合鴨もも肉。400グラム
(注 写真は400グラムが2枚)
返し(濃い口醤油+砂糖+みりんを合わせて加熱して保存した調味料)40cc
みりん40cc
日本酒20cc
日本酒200cc 鴨の下煮用

野菜類
長ネギ1本
シメジ1袋
シシトウ1袋



適当な厚さにスライス
●鴨肉について
合鴨はマガモとアヒルの交配種です。一般的に鴨というとほとんどが合鴨です。合鴨肉は冷凍でも生でもかまいません。色の鮮やかなものを選びましょう。鴨肉はロース(ムネ肉)でもモモ肉でも美味しくできます。通年流通していますが秋から冬は特に需要期になるようです。
冷凍物はゆっくり解凍します。スライスするには完全に解凍する前に処理すると美しく切れます。脂身の部分を少し整理します。脂身は野菜類をいためる時に使います。



日本酒で軽く煮る
●下処理
スライスした鴨肉を日本酒で下煮します。鴨特有の香りが苦手な人もこの手間を掛けると臭みは消えます。表面の色が変わる程度が目安です。
野菜類は一口大に小分けしておいて鴨の脂で軽く炒めておきます。



片栗粉を軽くまぶす
●片栗粉をまぶす。
水分を取ってから鴨に片栗粉を軽くまぶします。余分な粉は落とします。
片栗粉がない場合は小麦粉でもかまいません。



完成
●鴨の脂身をフライパンでいためて脂を出します。
脂がいきわたったら鴨を焼きます。軽く火が通ったらあわせておいたタレ(返し4・みりん4・日本酒2)を絡めます。
別に軽く炒めておいた野菜類を入れて野菜にもタレ味を絡めます。

お皿に盛り付けてでき上がり。鴨に火が通り過ぎないように作るのが秘訣です。甘辛の焼き鳥風味で日本酒やビールが進みます。
鴨汁や鴨南蛮を作る時にサイドメニューで作ってみてください。

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鴨汁をつくろう
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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