うどん/うどんレシピ

貝の旨みを生かす アサリうどんの作り方

大粒のアサリが入っているだけで幸せかも。貝のダシとあわせダシのハーモニー。シンプルなのに美味いです。

執筆者:蓮見 壽


アサリうどん

アサリうどんの作り方


アサリの旬は春と秋ですが5月から夏にかけては潮干狩りなどの機会も多いものです。
一年中楽しめるアサリですが簡単な調理で驚くほどの旨みのあるダシがでます。
アサリを活かしたうどんを作ってみましょう。



下準備が終ったアサリ

【材料4人前】

大粒のアサリ24から30個程度
うどんカケダシ (鰹節) 1200cc
淡口醤油 80cc
日本酒少々
塩 少々
うどん4玉 (冷凍うどんでも可)
ミツバ少々




あっさり仕上げる

【下準備】アサリの砂だし

アサリを噛んでジャリっと音がするのは文字通り砂を噛む思いです。
しっかり砂を吐かせましょう。
2パーセントから3パーセントの塩水を平置きしたアサリが軽くかぶる程度に張り数時間おきます。
暑いところはダメですが冷えすぎるところもダメです。常温で暗くしましょう。
塩水が濃すぎると貝が死にますのでご注意ください。

砂抜きしたアサリは数個をこすり合わせて洗います。ごしごしと刷り合わせてぬめりや貝殻のゴミを取ります。
流水で洗って水を切っておきます。

ダシの準備

水1リットルを沸騰させて鰹節でだしを取ります。簡単にする場合は粉末ダシの元でもかまいません。 一人前200cc程度のダシを使います。
ダシができたらアサリを入れて加熱します。貝の口が開いたら淡口醤油で味を調えておきます。日本酒と塩はお好みで調整します。

茹でたうどんを湯通しして温めたら丼に盛り、ツユと貝を盛り付けます。
薬味は小口切りの小ネギと青みで三つ葉を添えると美しいです。



うどんも茹でたて
貝のコハク酸とタウリンの旨みが活きたシンプルうどんですが滋味を感じる味に仕上がります。



アサリうどん完成
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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