『綾』の人気メニューのじょうれんうどんだが「じょうれん」の意味がわかった。
香川出身の方から「じょうれん」の意味をご指摘いただいた。綾のご主人にも問い合わせて意味を教えていただく。
何となく何処かで見かけたような記憶で『縄連』という字を当ててしまったが間違いだとわかった。どこかで見かけたのは注連縄(しめなわ)だったかもしれない。私の勘違いだ。正しくはこういう字を書くようだ。鋤簾(じょれん)と書く。農機具で鉄製で土を堀おこすことを目的とする器具のようだ。またシジミやアサリを採る漁具にもあるようだ。鋤と網を組み合わせたような道具だ。道具のイメージは何となくわかったがうどんとの関連ではもう一つすっきりしなかった。
いろいろ調べていたら竹細工で発見したのが「じょうれん」であった。その形は『綾』のじょうれんうどんの器を大きくしたものだ。例えは悪いが竹でできた塵取りのような形だ。これがいわゆるざるの代わりに使われた訳だ。ざるうどんという一般的な名前をつけずに讃岐らしい讃岐の農機具の名前をあしらった味のある工夫だった。この農機具は収穫したものの運搬や広げて干したりするときにつかうものなのだろうか。土も運べそうだしドジョウもすくえそうだ。麦や米をすくうのだろうか。
竹細工の本物のじょうれん買いますか?
参考 恐るべき讃岐弁のページ
関連リンク 続報『綾』じょうれんうどん開始