【待望のじょうれんうどん始まりました】
開店から約半年着実にファンをひきつけて大ブレイク中。メディアへの露出も多くなって土曜日曜は行列必至になってきた。
季節は夏、夏季限定メニューの「じょうれんうどん」を食べてきた。午後1時過ぎ通り雨と同時に入店。そういえば前に来た時も雨だった。雨は綾に似合うのか、私が雨が似合うのか・・・ただの雨男だったりして。そう雨男なんです。
ほぼ満席の店内。お客さんは皆、丼を並べているところを見るとお替りしているらしい。うどんは茹で立て玉取り中。つやつやのうどんがあがっている。常連うどんならぬ、じょうれんうどんを注文。大小の選択なし500円。2玉程度の量である。薬味にわさびが付くらしいが、薬味は生姜派の私はわさびを辞退する。濃い目の汁はすっきりはっきりの本格派。さすがに季節柄この「じょうれんうどん」の注文が多いようだ。
「じょうれんうどん」は縄連うどんと書く。高松の『あたりや』でのざるうどんの呼称を綾でも引き継いでいる。縄のれんの意味だろうか。しっかりしたうどんが縄のれんに見立てられたのだろう。ちなみに常連にならなくても食べられますからご安心を・・・とまいどの突っ込み。
想像していた固さよりもかなりしなやかで茹で立てうどんの美味しさが引き立つ。まだ食べていない方はぜひ次回はじょうれんうどんも試してみよう。
【ひやひや大も絶好調】
じょうれんうどんを食べたら次は・・・やっぱり「ひやひや」か。前回は小を食べているから今回は大にする。非論理的な展開であるが気にしないように。すっきりした冷たいだしは綾のうどんにぴったりはまる。相変わらず洗練されたいりこだしである。いやみのまったく無い澄み切った冷たいだしだ。うどんはだしで冷やされるためかプリプリした食感になる。うどんの変身が体験できる。
次は・・・やっぱり「あつあつ」で締めよう。変身その3である。
あつあつうどんはうどんの優しさと汁の美味さが高い次元で結びつく。お腹がいっぱいだったはずだが・・・するりとお腹におさまる。つゆもやっぱり飲み干してしまう。・・・本日はここまでつごう5玉相当を食べ尽くす。
お店もこのあたりで玉切れ閉店準備。駆け込んできた人あり、後2玉有ったようだ。他人事ながら「良かったですね」と一声かけたくなる。確実に人々に愛されるお店になっている。相変わらす山のおいしい水も健在である。
【DATA】
純手打ち讃岐うどん『綾』
神奈川県川崎市宮前区犬蔵1-9-21
電話 044-976-5433
営業時間午前10:30-16:00頃
麺切れ閉店有り15:00以降確認をお薦め。
もっと早く終わることも有ります。
定休日 毎週火曜日 (2002年4月より)
関連リンク『綾』本編