愚直@中板橋(4月5日オープン)
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▲ラーメン 600円 |
次から次へと店が入れ替わる鬼門と言われる場所。駅からもわかりにくく、苦労しそうな立地なのだが、味とセンスはかなりいい。スープは圧力釜でじっくり煮込まれた豚骨だが、油や化学調味料は極力減らして、という姿勢がいい。それもあってか、濃厚ながら食べやすく仕上げている。麺は自家製で全粒粉で作っている。麩やネギの切り方など、見た目も考えられており、細かい点にも気を使っている感じが気に入った。店名通りに謙虚で「愚直」な店主の考え方がラーメンにもよく表れており、それが評価されるときが来るのではないか。つけ麺は太麺でつけ汁には焼き石入り。どちらもお薦め。
神泉のらーめん屋 うさぎ@神泉(5月30日オープン)
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▲とっておきらーめん 950円 |
暖簾も看板もなく目立たないのがもったいない。店頭にはこのようなことが書いてある。「うさぎだけど亀のように頑張ります」こういう謙虚な姿勢や気持ちが大事なんだと思う。接客もよく、心癒される感じ。ラーメンは素材にこだわり、出雲にある井上醤油店の歴史深いカビ棲む木樽で作る古式醤油、福島県西白河郡の三河みりん、五島列島の塩、健味赤鶏などを使用し、しかも無化調。麺も特注。チャーシューは七輪で炙り焼き。ワンタンを始め、具にもちゃんと手を加えている。とっておきラーメンというのはいわゆる「全部入り」でおすすめの具が全部入っている。
中華そば ゼットン@池袋(6月3日オープン)
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▲中華そば並 650円 |
池袋に出来た新店と聞いて、また超激戦区に、と最初は思ったが駅からは結構離れたところ。これが後に吉と出るか、凶と出るか?一人で店を切り盛りしているので回転が悪いという問題はあるがラーメンは化学調味料を使わずに、それでいて素材をバランス良くまとめ、旨味を抽出している。麺は自家製で中華そばには細麺、つけめんには太麺を用意。醤油がキリッとして、ダシも効いており、嫌味無く旨い。混み始めたら大丈夫なんだろうか?というほどの丁寧さ。つけめんのつけ汁に入っているゴロンとしたチャーシューも旨い。
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