昨年末から「今年は和えそばが流行る」とあちこちで言ってきたわけですが、ようやくその兆しが見えてきました。「和(あ)えそば」と言ってもなかなかわかりにくいとは思いますが、別の言い方をすれば「汁なし」です。要するに「スープのないラーメン」です。なので、広義で言えば「油そば」も和えそばの一種だと思います。

昨年後半から、話題になり始めている店を紹介してみたいと思います。


※データは2007年2月実食当時のものなので変更になっている場合もあるのでご了承ください。


まぜそば専門店が登場し、ブームに拍車をかける!

ジャンクガレッジ
ジャンクガレッジのまぜそば+無料トッピング全部
つけ麺の人気で大行列店となっている「六厘舎」。その隣にセカンドブランドとして立ち上げたのが「ジャンクガレッジ」。なんと「まぜそば専門店」です。これは意表を付かれました。流行るとは思ってはいたものの、まさか専門店が出てくるとは予想だにしておりませんでした。

基本メニューは「まぜそば」850円しかありません。無料トッピングとして、ニンニク、チーズ、焦がし(ネギ、ニンニク)、節(魚粉)、アブラ多め(背脂増量)があります。各自の好みによって、この中から選択することが出来ます。もちろん、「全部」というのでも構いません。右の写真は無料トッピングを「全部」で注文したものです。

まぜそばとは、中国で言うところの「ばん麺」、つまり「和えそば」の一種です。タレや油を麺と絡めて食べる麺料理で元々中国には相当な歴史があるわけです。そもそも「担々麺」の本場のモノは「汁なし」なのです。日本では陳建一の父である陳建民が汁なしの担々麺を日本に普及するためにスープを加えたという説がもっぱらです。

油そばも広義で言えば「和えそば」の一種だと思います。言い方を変えると「汁のないラーメン」=「汁なし」とも呼ばれています。まだ、このブームが立ち上がり始めたばかりなので、明確な呼び名はありません。今のところの候補は「まぜそば」「和えそば」「汁なし」など。私は「和(あ)えそば」でいいんじゃないかな、と思うんですがいかがでしょうか?



▲ユニークなトッピングメニュー


ジャンクガレッジ
ジャンクガレッジのまぜそば+海老辛+ベビースター、インド(後のせ:カレー)+無料トッピング課長(旨味調味料のことをこの店ではこう呼ぶ)以外全部で1150円計
2回目に行ったときに無料トッピングと有料トッピングに変化が出ておりました。無料の方には「課長」という呼び名の旨味調味料増量が加わりました。わかる人にはわかるネーミングが笑わせてくれますね。有料の方は上の写真の通り。だいたいその名の通りですが、インドの説明をすると「ドロッとしたカレールウ」のことです。和えそばにカレーが合わないはずがありません。まさにドンピシャのトッピングでした。ただ、他のと組み合わせすぎるとちょっとくどくなるのでそれは要注意です。



▲2種類の麺が混在している


浅草開化楼との共同制作と言っても良い、この2種類の麺が面白い食感とジャンクな味わいを提供してくれます。食べているとなんとなくお好み焼きを思い出させてくれます。自分の好きな具材を入れて自分の好きなように焼いて食べるお好み焼きがなんとなくこの「まぜそば+トッピング」に近い感覚でした。

ラーメン好きは、今年、これを食べずに過ごせないでしょう。話題に乗り遅れないようにぜひとも食べに行くべし。

<店データ>
■ジャンクガレッジ
所在地:品川区大崎3-14-10
電話番号:03-5434-0566
営業時間:18:00-22:00ごろ(売切れ次第終了)
定休日:火曜
地図:Yahoo!地図情報

元祖とも言える「ラーメン二郎 横浜関内店」の汁なし

二郎の汁なし
ラーメン二郎 横浜関内店の小600円+汁なし80円+ニラキムチ80円
「汁なし」という名称の元祖がこちら。あの「二郎系」の極太麺に汁なし=和えそばは実に良く合います。スライスチーズがまたグッドチョイスで、好きな人は3枚トッピングするんだとか。スープ有りの通常のラーメンも人気の店なので、20-30人並んでることもありますが、汁なしの人気でさらに人気が高まりそうです。

<店データ>
■ラーメン二郎 横浜関内店
所在地:横浜市中区長者町6-94
電話番号:非掲載
営業時間:11:00-14:30、18:00-22:00
定休日:水曜
地図:Yahoo!地図情報