ラーメン業界にとって「千円」という価格が一つの壁になっている。中国料理店では、随分昔から千円以上の麺メニューが存在していたが、ラーメン専門店ではたくさんトッピングした場合を除いては、あまり無かった。

 もともとラーメンは庶民的な食べ物であり、「安くて手軽でおいしい」というのが一般的だったのである。食べる側も「千円を超えるなんてラーメンじゃない」という意識が強く、作る側も「なんとか千円以内に収めたい」と努力していた。

 個人的には、そんな「見えない壁」なんて早く無くなってしまえばいいと思っている。現状ラーメン店は中価格帯(5-800円)と低価格帯(500円以下)に分けられる。しかし、高価格帯(千円以上)のラーメンが登場し、認知されるようにならなければラーメンは大きく飛躍しない。どこがどんな手法でその「壁」を越えてくれるのか?その時が来るのを待っていた。


▲「博多一風堂・極新味」(1日50食限定)のPOP


四つの味が楽しめる「極新味」

博多一風堂
▲「極新味」食べ方解説のPOP 
極新味は一杯で四つの味が楽しめます。

●まずは麺とスープを。
小麦の香りを生かしたもちもちの中太麺と手間ひまかけた白濁スープの旨みを、まずはそのままお楽しみください。

●茶碗蒸しと一緒に。
スープに隠れた茶碗蒸しは崩しながらお召し上がりください。昆布と鰹がベースの上品な和だしの風味がふんわり広がります。

●ごはんとスープで雑炊風。
別添えの一口大のごはんにスープをかければ、即席の雑炊に。ごはんに乗せた柚子胡椒をピリリと効かせて、どうぞ。

●ヌーベで変化を楽しむ。
オリジナルの調味料「ヌーベ」はお好みで用いてお楽しみを。醤油や香油、豚骨スープの旨みが味のアクセントになります。