「ラーメン二郎」の現在の店舗は
三田本店 赤羽店 目黒店 仙川店 武蔵小杉店 鶴見店 町田店 新代田店 八王子店 小金井店 亀戸店 川崎店 府中店 虎ノ門店 新橋店 神田店 蒲田店 歌舞伎町店 品川店 堀切店 小滝橋通り店 池袋店の計22店(順不同 2001.10.1現在)あり、さらに他9軒の出身者が出したお店があります。

このほとんどのお店が行列店となっております。
さて、それほどまでに人気となる「ラーメン二郎」とは一体どのようなラーメンなのでしょうか?

【麺】ほとんどが自家製の極太麺 
【スープ】豚骨・野菜・豚肉などでダシを取り、背脂の浮いたこってりスープ。 
【具】豚(二郎ではチャーシューのことをこう呼ぶ。そして、そう呼ばれるに相応しいチャーシューが多い)、野菜 ※ラーメンに付き物のメンマや葱がない店がほとんど
【特徴】なにしろ量が多い。メニューの“小”で他店の普通より多いくらい。レンゲがないのでスープは丼を持って飲む。野菜・脂・タレ・刻みニンニクなどの追加が無料。店内の壁に名刺が貼ってある店が多い。雰囲気が体育会系のノリの店が多く、女性客はそう多くはない。

ちょっと抽象的な言葉になりますが、とにかくワイルド・パワフル・ダイナミックなラーメンなのです。広義では間違いなくラーメンに属するのですが、その特徴が一般的なラーメンとかけ離れているため『二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物なり』という格言まで誕生しました。ダメな人には全くダメなラーメンなのです。


赤羽にある「二郎」の丼を前にご満悦(脅え?)の私


「二郎」はなぜか常習性がある食べ物で、「あぁ~二郎が食べたい」と思ったら、他のラーメンでは代替できません。そのため、通常のラーメンでは満足できずに「二郎」を食べ歩く人が登場するようになったわけです。「ラーメンが好き」というのではなく「二郎が好き」という人達です。この人達のことを誰が付けたか『ジロリアン』と呼ぶのです。

二郎目黒店の店主、若林さんも古くからのジロリアンでした。そして今では店主になっているわけですが「ラーメン屋の店主になろう」と思ったことは一度もなく、「ラーメン二郎の店主になろう」と決意してサラリーマンを辞めたそうです。

同じ「二郎」という看板を掲げていながら、そのラーメンは店主の性格によってかなり変貌を遂げます。ワイルド・パワフル・ダイナミックという共通性はあるものの、量・味・麺の具合・豚・トッピング等々が違ってきます。しかも、同じ店でも日によって違う場合も。もちろん、ラーメンは生き物ですから、他の店でも日々のブレはあります。しかし、「二郎」の場合は、ブレを超えています。でも、それも「二郎」、これも「二郎」、みんな「二郎」なのです。それもまた“いとおかし”、「二郎」を食べ歩く際の楽しみなのです。さぁ、みなさんも二郎ワールドに足を踏み入れてみませんか?ただし、抜けられなくなっても知りませんよ。