ラーメン/中部のラーメン

名古屋駅に誕生したラーメン複合体を一日で回りました 名古屋・驛麺通りの5軒一日制覇

名古屋駅の敷地内にできた「驛麺通り」。これまでの複合店とは違って一企業が経営母体となっているところが大きな違い。

大崎 裕史

執筆者:大崎 裕史

ラーメンガイド

1月26日に「驛麺通り」に行ってきましたのでその実食レポートを。

10時半着で約60人待ち。
開店時にはざっと120人ほど。
開店当初に使っていた整理券は使っていませんでした。
無くなったのかな?
できるだけ早く5軒全部食べて帰りたかったので戦略を立て(笑)
まずは、人気のありそうな和歌山ラーメンへ。
私の前に60人近くいたはずなのに店毎に並んだら5番目。(^^;
11時開店で11時10分頃には食べ終えました。
井出系ですが、制作サイドの苦労を感じながらもなかなかのでき。

食べ終えて、いったん表に出て、また並び直します。
約120人はいたでしょうか?
ところが「沖縄をご希望の方はいらっしゃいませんか?」と
呼び込みがかかりました。5軒の中では人気がないようですね。
そんなわけですぐに手を挙げて120人抜きで入場。
お店に並んだら8番目でしたがカウンターに1席空いていたので
そこでも7人抜きで店内へ。速攻で食べて11時25分くらい。
沖縄そば風ラーメンでしょう。麺もスープも沖縄そばとは
けっこう違います。沖縄の人が食べたらどう思うでしょう。
でも、本場の味を期待しなければ、面白いラーメンだと思います。
従業員が全員女性だったのが驚き。応援したくなりました(笑)。

また表に出て並んだら約60人くらい。今度は並んですぐに
「東京ご希望の方~」と来たので手を挙げて、すぐに中へ。(笑)
お店の前では7番目でしたがまたもやカウンター1席空きで
6人抜き。速攻で食べ終えて、11時40分で3軒終了。
醤油味を食べたのですが「えいふく町」という店名だから
永福大勝軒風なのかと思いきや、そうではなかったです。
写真では青葉風でしたが、実はそうでもない。
どこの店をモデルにしたのか、ちょっとわかりません。
思うに「東京の実在ラーメン店」を想定した味では
ないのかもしれません。
でも、そういうことを気にしなければ、結構インパクトのある
ラーメンでした。

ここで、お腹の具合を見て博多ならまだ食えそうだ、
と思ってまた並びました。
博多だけは呼びに来ません。一番人気があるようです。
店に並ぶまでに35分、店の前で15分並びました。
なんで博多ラーメンなのに回転が悪いんだろう?と思って
眺めていたら、一度に2杯ずつしか作ってません。
こだわりがあるようです。
言い遅れてしまいましたが、このラーメンコンプレックスは
「博多一風堂」の河原さんがプロデュースしております。
そのせいか、かなり「一風堂」風でした。

ここで1時間ほど休憩。13時50分にまた並びました。
その頃は60人くらいの行列。30分待ちくらいで入れました。
最後の「札幌」で注文したのは味噌。これは言うまでもなく「すみれ」風。
スープは見た目、味わい。いずれもすみれを参考にしたことはすぐに
わかります。しかし、麺が細麺縮れとは意外でした。
札幌ラーメンの大きな特徴でもある太麺が使われてないのは
意外というか、ちょっとびっくりしました。

おしゃれで接客もよく、なにしろ駅から近いのが便利。
この日は行列でしたが行列が緩和されれば重宝できるスペースに
なることは間違いないでしょう。

ただ、個人的には「ご主人の顔が見えないお店」
(隠れてるという意味ではありません(^^;)
だとなんかこう気持ちが入りにくいのです。

でも、行列が無くなった頃に
「駅近くでそこそこ美味いラーメンが食べたい」という
一般ニーズには充分答えてくれると思います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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