フレンチ/東京のレストラン

オレキス(白金高輪)(2ページ目)

白金高輪駅近くのモダン・ガストロノミーが堪能できるレストラン。レストランとは料理だけでないことを改めて感じる「ホスピタリティ」がなんとも心地よいオレキス。

嶋 啓祐

執筆者:嶋 啓祐

フレンチガイド

フランス料理
何故か皿が和食器風のアミューズ

インテリアは黒一色

黄色やオレンジは介在しない、黒と白の世界だ。広く見えるのは壁が鏡になっているからか。満席になると人だらけになってしまうかも知れない。ベンチシートがないので二人で出かけたときは斜めに座ることができる。向かい合うより圧倒的に距離感が近くなるのは嬉しい。

料理はモダンガストロノミーを感じるクリエーティブなもの。小さなアミューズは色合いも味覚も小さな驚きを運び込む。ワインを飲みながら前菜を待つ時間が静かに流れ出す。
フランス料理
見た目の美しさも食欲をそそる
「小エビと焼き茄子のコンポジション」はフランボワーズのビネグレットに包まれた焼き茄子の柔らかな風味とエビの食感のコントラストがたまらなく美しい一皿。僅かに彩られたバジルも脇役として味わいを形作る。美しい料理は得てして味がぼやけている気がするものが経験上多いのだが、この料理はぎりぎりセーフ。ほのかなビネグレットに合わせて副えられたのが、サン・ロマンのシャルドネ。これがソースとなり、料理全体の旨みを盛り上げていく。うーん、当たり前のことながらワインは第二のソースか。。。

フランス料理
3つの素材が料理になってお互いを刺激しあう
次はガスパッチョ。夏の終わりに〆の料理と言いたげな赤い一皿は照明と皿と料理の色あいがとても美しい一皿に演出される。中にはメロンの網焼きとミントの風味を閉じ込めたアボガドのムースが敷かれる。メロンに焼きを入れたのは食感を保つためか、それとも香りを複雑にするためなのか。いずれにしても味は小さなサプライズとなり、それだけつまんで食べえたくもなる。
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