鶏肉をバジルで茹でます |
パルマンティエの意味って?
ドキドキしながらレッスンスタート。はじめてフランス語を習う、それも料理を習いながらのレッスンという初体験の様子をお届けしたい。(レシピや順序等は細かく全部書いておりませんので、そのあたりはご了承下さい)最初に料理の名前(フランス語)の意味を確認し、フランス語のレシピの単語や文法などを学び、その後実際に料理を作りながら、再度フランス語のレシピを確認するという流れだ。
■Parmentier de volaille aux deux pommes(ジャガイモとリンゴの鶏肉サラダ)
パルマンティエ ド ヴォライヨ オ ドゥー ポム と読む。
で、パルマンティエというのは18~19世紀にかけてフランスでジャガイモの普及に貢献した人で、パルマンティエと名のつく料理にはすべてジャガイモが使われている。
次のvolailleというのは鶏肉全般を指す単語。deuxは2つの、pommesは
リンゴ(pommes)とジャガイモ(pommes de terre)のpommesを言う。
仕込んでおけるので便利な料理かも |
しかしながらいくつかの文章をこなしていくと、なんとなく見えてくるものもあったのは幸運だった。
実際の調理場面のレシピから抜粋すると、
Faire fonde 40g de beurre dans une poele.
(フライパンに40gのバターを弱火で溶かす。)
フライパンはpoele(ポワル)。ポワレは聞いたことがある人は多いと思うがフライパンで焼くことを意味する。fondre(フォンドル)は溶かす。チーズフォンデューのフォンデューは「溶けた」という形容詞。チーズは英語でフォンデューはフランス語なので、よく知るこの言葉は和製英語ってことになっているようだ。
ジャガイモとリンゴの鶏肉サラダ |
エフィロシエは手で細かくほぐすという意味の言葉でモルソーはひとかけら、前出のヴォライヨは鶏肉、キュイは火が入ったという意味。並べ直すと火の通った鶏肉を手で細かくほぐす、となる。ふむふむ。
レシピにはある一定の法則があり、まず最初に動詞がくる。これにより、焼くのか、茹でるのか、切るのか、がまずわかる。その後にどのようにそうするのか、ということが記されている。
実際の調理ではジャガイモは北海道の北あかりを使用。黄色い色がヴィジュアル的にも良く、ハーブの香りのついた鶏肉と、リンゴの甘みが心地よい一皿。この料理は仕込みが効く料理なのでまさに家庭料理向きか。
さあ、次はウッフ・オン・ムーレットだ。