1996年10月

それまでワイン、ましてやお酒にはまったく縁も興味のなかった私が買った雑誌がブルータスのワイン特集第一弾「まだワインは知識だと思っていませんか?」だ。96年10月号から日本における、いわゆるワインブームが始まった(と断言!!)。と同時に私のワインライフも同時にスタート。
(思えばその付録についていたワインバーガイドを見ながら、東京大阪としらみつぶしに飲み歩いた頃が結構懐かしかったりします)

さて、そこには当時第一線で活躍していたソムリエがたくさん登場している。オストラルの佐藤陽一氏(現西麻布のマクシヴァン)、アピシウスの中本聡文氏(現銀座のロオジェ)、などなど10名が写真と共にワインを語っている。なんとなくまだメディアというか表舞台に慣れていないような表情をしているように見えたりする。かつてのネットビジネスなどと違って、店は変われど皆さん息長くこの世界で活躍しているのは、これは賞賛に値するのではないか。

ベージュ東京
ここまで色合いが統一されたレストランはないだろう。
今回ご紹介するベージュ東京総支配人である渋谷康弘氏はインターコンチネンタルホテルの中にあるレストランのソムリエとして登場していた。渋谷氏とは某ワイン通販会社の運営やアニヴェルセル表参道におけるシャンパーニュアカデミー、フランス大使館等々でのイベントであくまで間接的に関わってきたのだが、名のあるホテルに籍を置きつつ、ご自分では麻布台にビストロ「ル・セップ」を開き、最近では下北沢にレストラン「グランクリュ」を出店するなど、地道に着実に活動範囲を広げてきている方だ。

さあ、外資系ホテルの次はフランスの名門ブランド「シャネル」&「アラン・デュカス」。その2大ブランドの間に立つ人材として渋谷氏が選ばれたことは非常に興味深いものがある。世界的なブランドであるシャネルが厳選に厳選を重ねた上で渋谷氏に白羽の矢を立てたことが想像できる。

ベージュ東京はホームページにもあるように、レストランの経営と運営はC&D株式会社(シャネル株式会社とグループ・アラン・デュカスとの合弁会社)が行っている。フロアデザインやキッチンデザイン、そして従業員のユニホームまでスペシャリストにより設計・デザインされ完璧なまでの準備がなされている。詳しくはこちらをご覧いただきたい。

さあ、薀蓄はこれくらいにしてベージュ東京のダイニングに出掛けよう。