散々悩んだ挙句、選んだレストランは、以前キザなソムリエと書いて大反響?を起こした、乃木坂はシュマン。オーナーソムリエの柴田氏に趣旨を話すと、非常に興味を持ってくれたので、当日がますます楽しみになってきた。
メールのやりとりで、服装についての質問があった。スーツでなければ駄目なのか?と。
レストランにもよるが、休日のランチということもあり、シュマンではカジュアルでまったく問題なしと返答。もちろん当日は服装に関しては彼らはまったく問題はなかった。
今回は8人という人数なので、ランチメニュー3500円コースはあらかじめ決めておくことにした。ただし、ワイン選びや着席位置などは幹事であるK君が担当。さあ、どんなワインを選んでくれるのか?
さて、その日が来た。とっても爽やかな日曜午後だ。私一人じゃなんなんで、興味を持ってくださったエスニックガイドのサトウ女史と一緒にシュマンに到着。サトウ女史はフードコーディネーターの資格を持つ、まさに食のプロフェッショナル。きっと彼らにいいスパイスを振ってくれるに違いない。ほどなく学生達も集まり、席は男女交互にスマートに着席。
簡単な自己紹介を済ませたが、この時点では学生達は緊張の色を隠せないでいる。。。
普段の焼肉食い放題と違って、会話が続かないのだ。。。
メニューの前に柴田氏が開けてくれたのは90年ビンテージのシャンパーニュだ。柴田氏の粋な計らいでまずは、乾杯。「おいし~い」「うめ~」という言葉が交差し、テーブルにはシャンパーニュの華やかな香りがほのかに漂う。
その後メニューの紹介を受けたが、学生6人はまだまだ緊張した状態で、背筋がキチッと伸びていて、とても初々しい様子。反面、女性陣は割りと余裕尺尺。女性は物怖じしない傾向があると聞いたことがあるが、確かにその通りか。
さて、そろそろわかってはいたが、K君に試練が訪れた。