気がつけば珍しいサイコロが貯まっていた
珍しいサイコロを紹介!多面ダイス・ポーカーダイス……ダイスは様々
人類が生み出したもっとも偉大な乱数発生装置、サイコロ。この小さな装置が古今東西、世界中の人々にもたらした歓喜や絶望のドラマ(おもにギャンブルですが)は数え切れません。
さてガイド自身はコレクターというわけではないのですが、店頭で変わったサイコロが目に入るとつい購入してしまったり、またボードゲームに付随しているサイコロにも珍しいものがあります。そんなこんなでいつの間にか貯まってしまったサイコロの中から、ユニークなものを一挙ご紹介!
<目次:珍しいサイコロ>
【珍しいサイコロ1】骨のサイコロ
なんでも鹿などの足の骨の一部は立方体のような部位があり、それが起源という説です。 |
プラスティック製の骨を模したサイコロです。その昔は呪術や占いの道具として使われていたサイコロ。しかし人類がこれを当然遊びに転用されるのは時間の問題でした。
【珍しいサイコロ2】ダブルサイコロ
バックギャモンにモノポリーなど2個サイコロを振るゲームで1個のサイコロで済んでしまう。 |
2個サイコロを振らなければいけないゲームなどでは1個振るだけでことたります。まあ、2個振る手間というのはたいしたことないのですが。
【珍しいサイコロ3】5000年前のサイコロ
ウルの実物はイラクの美術館にあったのですが、今はもう・・・ |
今のサイコロのように面に目があるのではなく、頂点に目があります。複数個を同時にふって、目の数を数えます。これは大英博物館展のミュージアムショップで購入したレプリカです。
【珍しいサイコロ4】透明なサイコロ
精巧なサイコロのため日本だと1個1000円ほどします。 |
またそれぞれの目は埋めこみ式で各面が均等な重さになるように精巧に加工されています。『世界最速サイコロを振ってきた』でご紹介したとおり、プレシジョンダイスを遥かにしのぐ精密さをもったサイコロもありますが…。
【珍しいサイコロ5】ポーカーのサイコロ
バーカウンターで、酒を傾けながらの勝負が似合いそうなポーカーダイス |
単に図柄がトランプになっているというわけではありません。このサイコロを5つ同時に振り、ポーカーの役を競って遊ぶためのサイコロです。
【珍しいサイコロ6】イカサマのサイコロ
画像手前の2個がイカサマダイス。2と6と5の目しか描かれていない |
これは7か11しかでないイカサマサイコロ。もちろんカジノでは使えるはずもなく、あくまでもジョークグッツとして。
本物のグラサイ(イカサマサイコロのこと)をご覧になりたい方は『勝負師の魂が染み付いた花札』という記事でご紹介しています。
【珍しいサイコロ7】愛のカーマスートラのサイコロ
はて?どうやって使ったものか・・・ お好きな方と相談してください |
え? このサイコロの使い方ですか・・・ すみません、不勉強にして正式な使い方(そんなものがあったとして)はよくわかりませんが、例えば倦怠期にあるご夫婦などは今晩これを振って、必ずそのラーゲで・・・ いや、なんでもありません。
【珍しいサイコロ8】宇宙人のサイコロ
ワレワレ宇宙人ニハヒミツガアル。ソレハ・・・ |
ジャーン!妖しく暗闇で光るのです。ひひひひ・・・ |
【珍しいサイコロ9】多面体のサイコロ
100面の表面はゴルフボールのディンプルのようになっているので、必ず何らかの数字が上面に来る。それでもよく転がるけど・・・ |
ガイドが知る限りの最多面は100面サイコロです(多面体というよりもはや球体ですが…) 本当は存在するのかもしれませんが、ガイドもさすがにこの100面サイコロを使うゲームにはまだお目にかかったことがありません。
【珍しいサイコロ10】電子サイコロ
いつかは電池が切れることを考えるとやはり非電源サイコロのほうが実用度が高いかなぁ |
数千年間形を変えなかったサイコロにもついに電子化の波が! 大革命ともいえるデジタルサイコロです(いや、大げさだな…) サイコロを振りにくい場所、たとえば電車や車内などでゲームを遊びたいときには便利かもしれません。
もっともサイコロが振れない場所=ボードも広げられない場所でもあるのですが…
【関連リンク】
・イエローサブマリン(ショップ)ガイドはよくここでサイコロを購入
・みどりふぐ(ショップ)プレシジョンダイスを販売(フレーム左「アクセサリ」から)
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