家電屋と玩具屋玩具屋さんとしての任天堂と家電メーカーとしてのソニーでは、同じ3Dゲームを売っていくにしてもスタートラインに大きな違いがあります。(イラスト 橋本モチチ)分かりやすくする為に両者を比較してお話してきました。同じ3D映像によるゲーム体験とはいっても、アプローチの仕方、商品在り方が全く違うことがおわかりいただけたのではないでしょうか。ゲームに立体映像の世界は本当にもたらされるのか。それは、テレビそのものがジワジワと変わっていく波によって変革がもたらされるのか、それとも、トップシェアを誇る携帯ハードの後継機が一気に世界を変えるのか。あるいは、その両方なのか。PS3と3DSは、別々の道筋、別々のスピードで、家庭に3Dゲームを普及させようと目論みます。この両者の差は、家電メーカーとしてのソニー、玩具屋さんとしての任天堂の立ち位置を明確に表現しています。そしておそらく、この差が、立体映像の市場が作られる際にはスペック的なことよりも遥かに大きな差になって影響するでしょう。ゲーム業界に3Dゲームがどう入ってくるのか、もしくは入ってこないのかが、大きく左右されることになるかもしれません。2011年の今頃、私たちはどっぷり3Dゲームにはまっているんでしょうか? それはどんな方法で、何を楽しんでいるのでしょうか? ソニーと任天堂それぞれの挑戦が、またしてもゲーム業界を大きく動かしていくことになりそうです。【関連記事】3DS やっぱり任天堂はおもちゃ屋だった(AllAboutゲーム業界ニュース)トルネの凄さはPS3を起動させること(AllAboutゲーム業界ニュース)で、結局Wiiと何がチガウの? PSムーブ。(AllAboutゲーム業界ニュース)【関連サイト】田下広夢の記事にはできない。(ゲーム業界ニュースガイド個人運営サイト)【編集部おすすめの購入サイト】Amazonで人気のゲームソフトをチェック!楽天市場で人気のゲームソフトをチェック!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。