不況には強いゲーム業界
スキー旅行は無理でも、おうちでスキーのゲームならお手軽。バンダイナムコゲームスのファミリースキー ワールドスキー&スノーボードに追い風? |
例えば、同じ娯楽の分野でも、旅行などは不況の影響が顕著に現われます。旅行とゲームで大きく違うのは、値段です。2泊3日で1人3万円の国内旅行をしたとしても、家族4人でいけば12万円。これでも特別贅沢な旅行とは言えませんが、出費としてはかなりまとまったものになります。
ゲームだったら、Wiiを買ってWiiスポーツにWiiFit、みんなで遊べるようにリモコン&ヌンチャクを3つ買って、と、ぜーんぶセットで買っても55,400円。半額にも届きません。一度ハードを買ってしまえば、ソフトの購入にいたっては数千円というレベルですから、じゃあ旅行にはいけないけど新しいゲームを買ってお家で遊ぼう、ということもあり得ます。不況だからこそ、ゲームのような安い娯楽が売れるという見方すらあるぐらいなんです。
金融不安、円高、不況、そんな暗い言葉が世の中を覆う今こそ、みんなを楽しく、愉快にするゲームの力が必要ですよね。ゲーム業界も、世の中も、明るくするようなゲームが登場していくことを期待したいものです。
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