ひと目みれば何が面白いか分かるデザイン

Newスーパーマリオの図
Newスーパーマリオブラザーズがたくさんのライトユーザーに売れていった背景にも、分かりやすいデザインの力というものは少なからずあったように思います
グラフィックのデザインではありませんが、Wiiリモコンは大きな意味で、デコレートされて分かりにくくなってきたゲームを、デザインの力で分かりやすくしている例です。たくさんのボタンがついて、できることは増えたけど、どれを押したらいいかわからなくなるような人が増えてきたところに、思わず振ってしまうような形のコントローラーを提案してゲームを劇的に分かりやすくしました。

ゲームのグラフィックスも、コントローラーも実は同じことで、ゲームハードが高性能になり、やれることが複雑に、高度に、そして豪華になってきて、過剰なまでにデコレートされている今こそ、遊びを分かりやすくするデザインの発想が必要であるはずです。これから、ゲームを作る上でデザインということが、これまで以上に重要になってくるように思います。

ゲームが進化していく過程で、ゲームが高度に、複雑になり、豪華になりました。CMなどのメディアでの露出もいかに豪華なゲームであるかをアピールするものが非常に多くなっていました。しかし、あまりに複雑化したゲームが分かりにくくなってくると、逆転現象が起きて、豪華であることをアピールすればするほど、難しそうで、ライトユーザーから敬遠されるような状況が起きてはいないでしょうか。

WiiのリモコンでWiiスポーツを遊んでいる姿がそうであったように、画面をひと目見たっだけで、その面白さが分かるようなデザインがこれからは必要になってくるように思います。それができた時にはじめて、今度はゲームがリッチであることや、奥深くあること、そしてとても綺麗にデコレートされていることも売りになっていくように思います。

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