ゲームキューブと同じくらいでいいのかどうか

スーパーマリオギャラクシーの図
こんどのマリオは、宇宙空間を縦横無尽に駆け巡る、とてもダイナミックなゲームになっています
2007年11月1日、満を持してのマリオシリーズ最新作、スーパーマリオギャラクシー(以下マリオギャラクシー)がWii用ソフトとして任天堂から発売されました。しかし、それがイマイチ売れていません。イマイチ売れていないというのは、他のソフトに比べれば売れている方だけれど、期待されていた程には売れていない、ということです。

もう少し具体的にいうと、ニンテンドーゲームキューブ(以下GC)で発売されたスーパーマリオサンシャイン(以下マリオサンシャイン)よりも少し劣るぐらいの売れ行きです。マリオギャラクシーの発売初週の売上げが約25万本。マリオサンシャインが初週約28万本なので、若干少ないことになります。その後の経過も、マリオサンシャインよりも少し劣るペースで今のところ売れています。

今回は、何故マリオギャラクシーがイマイチ売れていないのかについて分析しながら、Wiiのマーケットが今どういう状況にあるのか、考えてみたいと思います。

ゼルダもイマイチ売れてない

少し劣るとしても、同じぐらいならいいのでは、という意見もあるかもしれません。ただ、気になるのは、ハードの普及台数との関係です。マリオサンシャインが発売された時のGCと、現在のWiiでは、ハードの普及台数において倍以上の開きがあります。

ゲーム業界におけるハードの普及台数とは、言わば見込み客の数です。これが倍以上の開きがあるのですから、自然と期待は高まります。そこに来て、マリオサンシャインより少し劣る売れ行きということで、イマイチ売れていないという印象がもたれているわけですね。

実は、マリオにならぶ人気シリーズであるゼルダの伝説のWii用タイトル、ゼルダの伝説トワイライトプリンセス(以下トワイライトプリンセス)も同じように、イマイチ売れていません。GCで発売された、ゼルダの伝説風のタクトを下回る売上げです。どちらのソフトにも共通する点として、1つはターゲットがライトユーザーよりもゲーマーに偏っていること、そしてもう1つ、3Dアクションの要素が非常に強いゲームであること、この2つがあげられます。

次は、これらに注目してイマイチ売れていない理由を考えてみたいと思います。