DSならではの楽しさ 世界樹の迷宮
上画面の3Dダンジョンを歩きながら、下画面のマップにタッチペンで書き込んでいきます。苦労して完成したマップは眺めてるだけで少し嬉しい気持ちになったりしますよ |
実に見事にDSの機能を使っているゲームで、上画面ではダンジョンが3Dで表示され、その中を探索していくのですが、下画面には常にダンジョンのマップが表示されています。と言っても、最初はただのマス目だけ。そこにタッチペンを使って自分が歩いた軌跡を描いていくわけです。
まったく未知のダンジョンを1歩1歩あるいて、ここには強いモンスターがいる、宝箱があった、落とし穴注意など、自分のマップをDS上に書き込み、マップができていく充実感はなかなかのものです。
そのマップ作りの楽しさを、キャラクターの組み合わせや育て方で実に多様な戦術、戦略が生まれるモンスターとの戦闘、大仰ではないけれどちょっと気の利いたストーリー、そして趣向をこらしたダンジョンの仕掛けなどが彩りを添えます。プレイしてみると、ダンジョンの奥へ奥へと進んでいくのが実に面白いということが実感できるでしょう。
やはりこういうゲームは、あせって先に進むより、のんびり、じっくりと、マップを埋めていくのが楽しい遊び方です。長期休暇は迷宮でバカンス、というのはいかがでしょうか。
【関連サイト】
世界樹の迷宮(公式サイト)
さて、3本ほど、年末年始などの長期休暇にぜひやっていただきたいDSの隠れた名作をご紹介させていただきましたが、いかがでしょうか。今回ご紹介したのは、いずれも、やりごたえ抜群のものばかりですから、休みはいいけど暇になっちゃうなあという方、ぜひプレイしてみてください。
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