アンケートは通常の数倍の投票をいただき、メッセージも多数頂戴した。
そして、そのほとんどが互換機能復活を望む声だった。
今回はその読者の声をSCEに届けてみた。
さて、読者の意見とSCEからの返答は…?
■関連ガイド記事:PS3に互換機能は必要か?
アンケート結果
まず驚いたのが、ソフトウェアでの互換機能搭載より、『互換対応版PS3』を望む声のほうが圧倒的に強かったことである。
ソフトウェア互換で互換性が落ちることを危惧する声も多く、互換機能があった初代PS3の復活を望む声が非常に多かった。
これはユーザーが互換機能をかなり現実的に捕らえていることを示している。
中途半端な互換機能より、せめて初代PS3程度の互換性は欲しいという考えだ。
メールでも具体的に「PS2との互換性がないから買えない」という声が複数あった。
同時にかなり強い互換機能不要論もある。
今回はそれらの読者の声を紹介したい。
引用について、文章を省略・整形させていただいた。読みやすさを意図したものであり、特定の意見を強調したりといった意図によるものではないことをあらかじめご了承いただきたい。
それではまず互換必要論者の意見から紹介しよう。
互換は必要!
「互換機能は絶対に必要である」「私も加藤さんのご意見に賛同します。無いよりあれば良いというのではなく、必要でしょう。初期モデルでは、完全とは言わないまでも互換性を維持していたのに」
「今からでも互換対応版PS3を販売してほしいと思っています!PS2のソフトもPS3でやりたいです」
互換性復活を期待するシンプルな意見も多いが、PS2からの買い替えを懸念する声も多い。
「PS2の調子が悪いので(互換性を希望する)」
「PS2がそろそろ死にそうなので買い換えたいけれど、どうせならPS3で対応して欲しい。PS2とPS3を並べて置くなんて邪魔すぎる」
長年愛用したPS2が経年劣化で御役御免…という時、PS2を買いなおさなければならないのが理不尽だという意見が相次いだ。
さらに根強く続く「互換性復活の噂」が買い控えを起こさせるようだ。
また、PS2がまだ現役というユーザーも多かった。