単調なあの乗り物にカードゲーム要素をプラス
コミュニケーションで犬の「ごきげん度」が上昇すると、ごほうび映像が表示される (C)SEGA |
「犬といっしょに車に乗っておでかけしよう」をコンセプトに、犬が乗ったオープンカー型の乗り物の運転席には、タッチパネルディスプレイが搭載されています。そして犬のカードを読み込ませると、このディスプレイに犬のCG画面が表示されて、タッチパネルで犬に触れたり撫でるなどのコミュニケーションがとれるのです。このコミュニケーションで犬の「ごきげん度」が高まると、画面にはごほうび映像が表示されます。
読み込む犬のカードは安全に配慮した角のない丸みを持たせたカードで、さまざまな犬種のカードを用意しています。同ゲームの対象年齢はこれまでの子供向けというより幼児向けとなりますが、単調な動きの乗り物に、カードゲームの要素を追加することで飽きられないよう工夫したアイデアはなかなか興味深いものがあります。
今後、子供向け業務用カードゲーム機では、単に対戦を楽しむようなゲームだけでなく、このように他ジャンルとコラボしたようなものや、学びながら気軽に楽しめるゲームなども増えていくことでしょう。
子供向け業務用カードゲーム機の聖地?
そんな子供向け業務用カードゲーム機の聖地として、東京・銀座の「博品館 TOY PARK」4Fにオープンしたのが「セガ・キッズカードミュージアム」。以前は同フロアに「ムシキングミュージアム」として開設していた施設を、幅広く子供向け業務用カードゲーム機の情報発信施設としてリニューアルしました。施設内には「甲虫王者ムシキング」をはじめ、計21台の子供向け業務用カードゲーム機を設置。また、各機種の代表的なカードを展示するコーナーや、ゲーム大会などのイベントに対応するステージを併設しています。子供向け業務用カードゲーム機を知らない、楽しんだことがないという人は、こちらで楽しみながら学んでみてはいかがでしょう?
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