ボディボード/ボディボード関連情報

ボディボード事前準備、波に乗る、危険回避(3ページ目)

友田たかしプロによる初心者向けハウツーvol.3。いざボディボードをしよう!と海に入る前に、事前に調べておきたい情報、確認したい内容をレクチャーします。危険防止のためにも、ぜひ知っておいてほしい。

執筆者:うるの 加奈

ウエットスーツに着替え、リーシュコードなどを確認

ワックスを塗る場所
ワックスを塗る場所
海の状況をしっかりと確認したら、ウエットスーツに着替える。着替えるときに更衣室がない海岸がほとんどなので、ポンチョまたは大型のタオルは用意しておこう。

次に道具のチェック。ボディボード、フィン、リーシュコードなど、自分の使う道具を準備する。特にリーシュコードは切れ目が入っていないか、しっかりボードについているかを確認しよう。

ボディボードに滑り止めのワックスを塗る場合は全体に塗るのではなく、滑らないでほしいところ(手で握る部分、お腹の部分など)だけに塗るようにしよう。必要以上に塗ってしまうと、せっかくカラフルに揃えたボードやウエットスーツもあっという間に汚れてしまう。


準備運動、ストレッチを行う

ストレッチ
海に入る前はしっかりストレッチをしよう
次に準備運動を行う。水の中に入ると、夏でも急激に身体が冷えてしまうので、10~15分はしっかり準備運動を行って、身体を温めてから入水しよう。特に、上体は反らした体勢が基本姿勢となるので背中や腰のストレッチ、またキッキングで足を使うので、モモ裏やふくらはぎはしっかりストレッチしよう。


実際に海に入る

入水シーン(1)
(1)ボードを岸側に持って後ろ向きで歩く
入水シーン(2)
(2)モモくらいの水深になったら波が来たタイミングに合わせてボードに乗り込む
入水シーン(3)
(3)ボードに乗ったらキックをして沖に向かう
全ての準備が整ったら、リーシュコードやフィンなど体につける道具は波打ち際でつける。海の中に入ってつけると思わぬ波や、流れによって道具を流されてしまうので、余裕を持って岸際でつけるようにしよう。フィンをつけたまま歩くと、フィン先が砂や水に引っかかり歩きにくいので、慣れるまでは後ろ向きで歩こう。

水の中に入ったら、モモくらいの水深までは後ろ向きで歩いて進もう。歩いている時に波が打ち寄せてきたら、立ち止まって腰をかがめて波をやり過ごそう。また、ボードを沖側に向けて持っていると、波の力で押されて身体ごと倒されてしまうので、ボードは岸側にもって進むと楽に進める。モモくらいの水深まで来たら沖を向き、波が来るのに合わせてボードに乗り、キックをして沖に進んでいく。

沖に行く時には、ライディングしてくる人の邪魔にならないように、周囲を良く見ながら波が崩れない位置(波待ちしている人のライン近く)まで移動しよう。



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