多くあるスノボ商品。なんとなく購入してませんか?きちんと自分に合ったものを購入しましょう |
何もわからないままお店に行くよりも、きちんと情報武装をして、お店に足を運ぶのでは必ずギアの見方が変わります。決して安いとはいえない買い物だけに、買った後に後悔したくはないですね。そこで、まずは正しいギア選びの基本を知りましょう!
■はじめてのギア購入マニュアルシリーズ
1、ボードの選び方
2、ブーツの選び方
3、バインディングの選び方
4、ウェアの選び方
5、グローブ、ゴーグルなど小物の選び方
6、その他知っ得ギア知識
ボードの選び方
ボードがないとはじまりません。ボード選びはギア選びの基本ですね |
ボードの各部名称
ボードの各部名称をなんとなくでいいので知っておきましょう。店員さんとの会話がスムーズにはこぶようになります。- 全長
ボードのノーズ(最前部)からテール(最後部)までの長さ。ボードに貼られているシールに書いてあることが多く、書いてない場合もショップ作成のポップなどに示されている。
- エッジ
ボードのソール(裏面。滑走部分)ついている金属部分のこと。ボードを横にした時に、実際雪面に接する部分を「有効エッジ」と言う。
- ウエスト幅
ボード中央のボード幅が最も細くなっている部分のこと。
- ノーズ
ボード先端の幅広くなっている部分のこと。
- テール
ノーズの反対側で、ボード後部の幅広くなっている部分のこと。
- ソール
ボードの裏面、つまり滑走面のこと。表面は「デッキ」もしくは「トップシート」と言う。
- インサートホール
ビンディングを取り付けるためのねじ穴のこと。
- キャンバー
ボードの反り具合のこと。ボードを床に寝かせてみるとわかるが、ボードは真っ平らではなく、中央部分が少し浮くように反り返っている。
- キック
ノーズとテールの反り上がっている部分のこと。平たんでは雪面に刺さりやすいため、荒れた雪面に対応できるよう反り上がっている。
形状の見分け方
パッと見ただけでは違いはわからないと思いますが、フリースタイルボードには大きく分けて2つの形状があります。右がディレクショナルシェイプ。左がツインシェイプ。形状で競技性が変わります |
- ディレクショナルシェイプ
- ツインシェイプ
ボードのノーズ部分とテール部分の形状が異なるタイプ。ノーズが長く、テールが短くなるように作られていて、進行方向に滑り易く、最初の1本には向いていると言える。
ボードのノーズ部分とテール部分の形状がまったく同じタイプ。トリックなどを重視した滑りに向いている。
ボードの形は、ディレクショナル、ツインのどちらでも問題はありません。ただ強いて言うのであれば、まず「滑る」という基本をマスターすることから始まるビギナーにとっては、ディレクショナルシェイプの方が初めは滑りやすいです。