ボードを買ったら行うメンテナンス「ダリング」

ウィンターシーズンの準備期間とも言えるこの時期に、NEWボードを購入する人は数知れず。もうすでに、新しい相棒を手に入れた人もいると思いますが、「ダリング」や「ワックス」など、NEWボード購入後のメンテナンスは済ませましたか?

今回は「初めてボードを買ったのは良いけど、何かやることあるの?」「購入後のメンテナンスって何?」という人の為に、実際ゲレンデでボードを使用する前に、最低限やっておきたい「ダリング」と「ワックス」のやり方について解説していきます。
 

ダリングとは? 意味やメリットを解説

ファイルを使って余分なエッジを削り落とします

ファイルを使って余分なエッジを削り落とします


スノーボードの「ダリング」とは、ボードの余分なエッジを削り落とす作業のこと。滑走中に、エッジを雪面に食い込ませてボードを操作するとき、必要以上にエッジが尖り過ぎていたり、余分な部分が尖っていたりすると、ボードのコントロールが難しくなるだけではなく、不要な転倒を引き起こす原因ともなります。

そのため、ボード購入時には必ず「ダリング」の作業をするのですが、ボードの扱いに慣れていないビギナーが全部のエッジを具合よく削るのは難しいです。そこで、家ではノーズとテールのシャベル部分にある、実際の滑走には使わない不要なエッジの角を丸める作業をします。

この部分が尖っていると、万が一他人と接触してしまった時や、自分自身が不意に転倒してしまった時なども大変危険です。危険回避の意味でも、必ずこの部分のダリングはします。使わないエッジですので、あまり難しいことは考えなくて大丈夫!気軽にやりましょう。
 

ダリングの実践方法

1.ダリングする範囲を確認する
ちょっとわかりづらいですが、黒い線のあたりから削ります

ちょっとわかりづらいですが、黒い線のあたりから削ります


まずはダリングする範囲を確認しましょう。有効エッジ(参考:スノーボードの有効エッジを確認しよう!)よりも外側の反り上がったシャベル部分のエッジを削ります。

有効エッジがわからない場合は、ボードを床において、床とエッジが接しない部分を目安にします。テープを張ったり、エッジにマジックで印をつけるなどすると、作業がやりやすいです。

2.ファイルを使って丁寧に削る
もし自信がなければ有効エッジ付近は軽めにしてもいいかもしれません

もし自信がなければ有効エッジ付近は軽めにしてもいいかもしれません


範囲を確認したら、ファイルを使ってゴリゴリとエッジの角を削り、丸めていきます。初めて作業する場合、「これでいいのかな?」と不安になるかもしれませんが、実際には使わない部分のエッジになりますので、気楽にやりましょう。

3.エッジエライザーで仕上げる
最後はエッジエライザーで擦って、滑らかに仕上げます!

最後はエッジエライザーで擦って、滑らかに仕上げます!


ファイルをかけたら、最後にサビ取りなどに使う「エッジエライザー」で擦って、ファイル掛けで残ったギザギザを取り、キレイに仕上げます。エライザーがない場合は、紙ヤスリを使いましょう。エッジエライザーは、エッジのサビ部分を消しゴムのように擦って取り除く道具で、エッジを簡単に磨ける便利グッズ。スノーボードショップで購入できます。

※ファイルがなければ、紙ヤスリを使う
紙ヤスリは、こんな感じで硬いモノに巻きつけると使い易い。

紙ヤスリは、こんな感じで硬いモノに巻きつけると使い易い。


ファイルを持っていない場合も紙ヤスリを使用します。ファイルのようには削れませんが、しっかりとエッジの角を落とすように擦りましょう。紙ヤスリは何か硬いモノに巻いて使うと、削りやすいです。
 

スノーボードのダリングのアドバイス

有効エッジをいじるような作業は、ガイドもビビってまったくやりません(笑)。ただ今回紹介したダリングは、実際には使わない不要なエッジを削る簡単な作業なので、気軽に自分でできます。こういう作業を面倒くさがらずに自分でやることで、少しずつボードを扱うことに慣れていくと思います。ドンドンチャレンジして、マイボードをかわいがってあげましょう!

また逆に、有効エッジ部分については実際の滑りに影響する大事な部分で、単にエッジの角を削るという単純な作業ではありません。NEWボードの滑走性にさらなる「もっと」を求める人は、プロのチューンナップ屋さんにまかせることをオススメします。

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