スノーボード用具を良い状態で保つにはお手入れが不可欠!

せっかく手に入れたマイボード!しっかりとお手入れをして長く使いたいですよね。滑って帰ってきたあと、家に着いてからの片付けは少々面倒くさいとは思いますが、お手入れをしっかりしておけば用具を長く快適な状態で保つことができます。また、それはブーツについても同じことが言えます。

スノーボードとブーツを良い状態で保つためにも、お手入れ(メンテナンス)は不可欠。今回は、双方のメンテナンス方法を順を追って紹介していきましょう。
   

スノーボードのメンテナンスは滑る前も重要!

滑りに行く前に、必ずボードにワックスをかけましょう。では、何故ワックスをかける必要があるのか簡単に説明します。

■ワックスの効果その1:滑走面(ソール)を保護して、劣化を防ぐ
ワックスを滑走面に塗ることによって雪との摩擦を低減し、なめらかな状態を保つことができます。ワックスをかけずに滑っていると雪との摩擦で「ベースバーン」という滑走面のケバ立ちが起こります。
スノーボードのお手入れ方法:ベースバーンした状態のボード

ベースバーンした状態のボード

ワックスをかけずに滑っていると、写真のようにターンの際に一番荷重のかかるエッジの脇は、雪との摩擦が大きいため、すぐに白く毛羽立ってきてしまいます。このようになってしまうとボードの滑りが格段に悪くなり、思い通りにボードの操作ができすなかなか上達できない原因のひとつになってしまいます。

■ワックスの効果その2:滑走性の確保、維持
スノーボードをやったことがない方や初心者の方には、ワックスに関する勘違いが少なくありません。いわく「ワックスをかけるとボードがよく滑るからスピードが出てしまうから必要ない」「スピードが出るから怖い」などです。

店頭でお客様とお話をしているとこのような思い込みをしている方が多いと感じます。スノーボードにワックスをかける理由は、「スピードを出す」では無く「ボードを思い通りに操作できるようにする」ということです。分かりやすいよう車の操作に例えてみましょう。
 
  • ワックスをかけた状態→車のハンドルが非常に軽く、扱いやすい状態
  • ワックスをかけていない状態→ハンドルが重く操作がしづらい状態

ワックスをかけるということは、アクセルを踏んでスピードを出すためにするのではなく、ハンドルを軽く、思い通りに操作しやすい状態にするものなのです。

■滑り終わってからすること
ボードをケースやソールカバーをつけたまま置いておくと、残った水分によってエッジが錆びる原因になってしまいます。家に着いたら、ケースからボードを取り出し、しっかり乾かしましょう。ケースにしまうときも、しっかりとタオルなどで水分を取っておくことが大事。状況にもよりますが、早い時は4~5時間でエッジが錆び始めてしまうこともあります。

また、滑走面(ソール)にワックスをかけておくと滑走面の酸化(劣化)を防ぐことができます。ホットワックスで行うのがベストですが、スプレーワックスでも効果はありますので、次に滑りに行くときに良い状態が保てるようワックスをかけておきましょう。
 

ブーツは分解してお手入れしよう

意外と知らない方が多いのがブーツのお手入れ方法。ブーツはインナーとアウターという2層構造になっているものがほとんどです。店頭でお客様とお話をしているとブーツのインナーが取れることを知らない方が意外と多いことがわかります。
 
インナーブーツを抜く

インナーブーツを抜く


インナーの取り方は非常に簡単。写真のようにアウターのヒモをしっかり緩めた状態で、インナーブーツを持って引き抜くだけです。ぜひ自分のブーツでも試してみましょう。

■ブーツは3つに分解する
ほとんどのスノーボードブーツは「アウターブーツ」「インナーブーツ」「インソール(中敷)」の3つに分解することができます。
 
アウター・インナー・インソール

アウター・インナー・インソール


写真のように、3つに分けてあげることで簡単に早く乾かすことができます。分解しないまま乾かしていても、インソールの裏やインナーブーツの底面はなかなか乾かず、生乾きの状態が続くと雑菌が発生しカビや悪臭の原因になります。

ブーツを脱いだあとに消臭スプレーをする方も多いと思いますが、そのままスプレーをかけるより、3つに分解してからの方がスプレーがかけやすいですよ。アウターは型崩れ防止のために、軽くヒモやワイヤーを締めておくと良いでしょう。

今回紹介したのは基本的なことだけですが、意外と知らない方が多いと思います。しっかり道具のお手入れをして、楽しいシーズンを過ごしましょう!

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