TE値(トレーニングレベル値で質と量が一目瞭然
トレーニングマネージャーライトによるトレーニング効果ビューのグラフ画面。自分のトレーニングを一目で概括できる。距離が足りないとか、距離は足りていても強度が足りないとか一目でわかるのがこわい。アスリートのレベルに合わせて表示される |
トレーニング効果の時間ビューグラフ。ある効果を狙ったトレーニングの後でこのグラフを見れば、その目的に沿った内容を持ったトレーニングをこなせたのか否かが一目瞭然。効率の良いトレーニングを行っていける |
そんな時は体に疲労が溜まっていたのかもしれず、注意が必要です。このグラフを見て自分のトレーニングが競技力向上を主としたレベル(トレーニングレベル4)なのか、持久力向上レベル(トレーニングレベル3)なのか、生活習慣病改善レベル(トレーニングレベル2)なのかということを客観的に指摘されることになります。
実際にトレーニング効果を確認するには、やはりハートレートモニターを用います。同じ条件で走ったときに走力が向上していれば、以前と同じ心拍数で走った場合には以前より速く走れるようになっているでしょう。同じ速度で走るなら心拍数は以前より低いはずです。
もちろんまったく同じ条件で走るということは意外と難しいものです。前日までのトレーニングによる疲労の影響とか当日の気候、まだ体が硬い午前中のトレーニングと体が動くようになる午後のトレーニングでも大きく異なります。しかし、隔週に1回ぐらいコースや曜日、時間といった条件は同じにしてペース走をしてみると傾向はつかめるはずです。
実際にどの程度のレベルの心拍数でトレーニングすべきなのか、これについては別記事で詳しく紹介するつもりです。今回は、次ページにスントのスタンダードな設定についてご紹介しておくことにします。