JALホノルルマラソンに初マラソンが多い理由
空の色が、海の色が、樹木の色が違うホノルル |
大会の4日前12月10日(水)から前日13日(土)まで受付が行われるハワイコンベンションセンターではJALホノルルマラソン・エキスポが開催され、12日にはホノルルマラソン・ルアウ(ハワイアンスタイル・パーティー 有料:現地受付も可)、13日にはマラソンセミナーが開催されるなど、ホノルルはマラソン一色となります。
クリスマスのイルミネーションが歓迎 |
第1回のホノルルマラソンが開催されたのは1973年のこと。地元のマラソン愛好家による、参加者が163名の小さな大会でした。翌年からは設立された「ホノルルマラソン協会」が主催者となり、年々参加者が増大、1985年の第13回大会からは協賛するJALの名を冠した「JALホノルルマラソン」が公式名称となっています。
完走制限時間なしのJALホノルルマラソン
参加者一人一人の物語が生まれる |
実際に、ほとんど練習なし、数週間の準備で完走したという話も聞きますし、数多い有名人出場者について伝えられるところでも、さしたる練習もなしで出場という方が結構いるよう。初マラソンの参加者がたくさんいるので、マラソン完走に自信がない方でも気後れせずに出場できるでしょう。歩いてしまっても惨めさなし。マラソン初挑戦にはうってつけです。
大会ボランティアのホスピタリティにも感激
明るいボランティアのホスピタリティに癒される |
初マラソンの方にとって42kmは、歩くだけでも足に痛みが出る距離です。その距離を走破してやっとゴールのカピオラニ公園に帰ってきたとき、ゴール800m手前に掲げられた横断幕に大きな字で「SMILE」とあります。「42kmを楽しんできたかい。さぁ、最後は笑ってゴールだよ」と完走を讃え迎えてくれる5文字です。これがJALホノルルマラソンのスピリットだといっていいでしょう。
エリートランナーもマラソンの楽しさに目覚める
エリートランナーすら、その魅力にはまるホノルルマラソン。走る楽しさの新たな一面を知るという(写真提供:アロハストリート) |
それでは、マラソン未体験ランナーもベテランランナーも魅了するJALホノルルマラソンを概観してみましょう。