テニス/テニス関連情報

ダブルスドリル(雁行陣)(2ページ目)

かつてはダブルスは4人ボレー戦に持ち込む並行陣が主流でしたが最近では雁行陣で戦うペアが増えてきました。そこで今回は初心者でもマスターしやすい雁行陣のドリルを紹介致します。

執筆者:吉原 浩通

   
 
  ドリル3:ロブ追い練習  
 
   
 
面数:
1面    
 
レベル:
中級以上    
 
時間:
10分    
 
人数:
6~9名    
 
目的:
ストローカーのボレーヤーを避けたロブ    
     
ロブで陣形を崩す、また、崩された陣形を整え直す練習
 
コーチ役のサービスからのスタートです。
レシーバーは深くクロスへレシーブを返します。
コーチ役は前衛ボレーヤーの頭上をロブで返球、ぬかれたボレーヤーは⇒の方向へチェンジしパートナーにロブ追いを任せます。
任されたストローカーはまたまた距離の長いクロスへロブを返球し陣形を整えます。

コーチ役はロブに対してストレートにロブを返球し陣形を崩します。
ここからフリーとなりポスント取りとなります。
3本のロブが上がりますがボレーヤーは約束ロブを上げる瞬間はストローカーにブレッシャーをかける動作一歩前を実施します。
   
 
  ドリル4:実戦雁行陣形  
 
 
 
 
面数:
1面  
 
レベル:
中級以上  
 
時間:
15分  
 
人数:
4~10名  
 
目的:
ストローカーからボレーヤーへのサポート  
   
ストロークの配球によってペアにチャンスボールを来るようにする練習
 
コート外からのコーチ役送球からのスタートとなります。
約束ごとはストローカーはボレーに出ることは出来ません。
よって深くボールをつなぐことでボレーヤーにチャンスをプレゼントすることを心がけます。

『ストローカーテクニック』
1、ボレーヤーが必要以上にネットへの接近が目に入ったらロブを
2、ボレーヤーがポーチ意識が強い場合にはアレーへパス
3、陣形を崩す目的でのロブ

いかがでしたか、今回は雁行陣の配球を練習するドリルを取り上げてみましたが

相手がネットプレーが得意なら、ラリー戦に持ち込むことで有利になるはずです。
又、ロブをタイミング的に利用することで崩しパートナーに楽に決めさせることもストローカーの大切な役目となります。
コートを広く使いストロークを見直すのもいい機会ではないでしょうか

その他のドリルも参考にしてね

■シングルスに挑戦ドリル その1 その2 その3 その4
 
  
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でテニス関連の商品を見るAmazon でテニス関連の商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます