テニス/テニス関連情報

ダブルスドリル(雁行陣)

かつてはダブルスは4人ボレー戦に持ち込む並行陣が主流でしたが最近では雁行陣で戦うペアが増えてきました。そこで今回は初心者でもマスターしやすい雁行陣のドリルを紹介致します。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

かつてはダブルスは積極的に、ネットを確保して4人ボレー戦に持ち込む並行陣が主流でしたが、 ウィークエンドプレイヤーや女性、楽しむテニスをする人にとっては、高度なボレーと すばやい動き、読みを要求される並行陣は敷居の高いものです。

しかし、最近ではトッププロでも、あえて並行陣を使わず、雁行陣で戦うペアが増えてきました。 ウインブルドンの女子ダブルスに優勝した杉山愛選手もその1人です。

そこで今回は初心者でもマスターしやすい雁行陣をマスターするドリルを紹介致します。
 
   
 
  ドリル1:ストローカーの打ち分け  
 
   
 
面数:
1面    
 
レベル:
初中級者以上    
 
時間:
20分    
 
人数:
6~8名    
 
目的:
ストローカーのプレスメント    
     
コースを直前に指定することでプレスメントをよくする練習
 
コーチ役は左右のプレーヤーに交互にフォア、バックこれも交互に計12球をテンポよく送球します。
『フォアクロス!バッククロス!バック角度!』というようにコースを指定しながらとなります。
角度コース時は少し送球にも角度をつけてあげて下さい。
   
 
  ドリル2:ストロークからのポーチ  
 
 
 
 
面数:
1面  
 
レベル:
中級以上  
 
時間:
10分  
 
人数:
6~9名  
 
目的:
ボレーヤーのプレスメント  
   
ポーチの時のボレーのコントロール力を鍛えます
 
コーチ役からストローカーに送球されたボールをゾーン1へ返球、コーチ役はセンターベルト付近へ返球する。
ホレーヤーは1へ落下するボールを確認後に一歩前に前進してコーチ役へプレッシャーをかけます。
そしてセンター付近へのボールに対してポーチをかけターゲットへ決めボレーを、
次にコーチ役が角度のある送球を
ストローカーは角度に対して角度のボールをゾーン2へ返球する。
ボレーヤーは 同様に一歩前にシングルスライン寄りにブレッシャーをかける。
コーチ役はアレーに返球しボレーヤーはターゲットにバックボレーでコントロールをつける。
コーチ役のパートナーは相手ボレーヤがプレッシャーをかける動作を見たら機敏にサービスランン付近まで下がります。
もしも、ポーチボールを返球できたらそのままポイント取りとなります。
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