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シングルスに挑戦ドリル その3

シングルスのゲームにおいては、攻守が頻繁に入れ替わります。セオリーだけではパターンを読まれ、逆襲されてしまいます。今回は状況に応じてショットの種類やコースを変える練習ドリルです。

執筆者:吉原 浩通

文章 : 吉原浩通(All About「テニス」旧ガイド)

  
シングルスのゲームにおいては、攻守が頻繁に入れ替わります。ネットについて攻めていたつもりが一球のロブで攻守が逆転したり、角度を付けたショットを切り返され、パスで抜かれたりと・・・
セオリーだけではパターンを読まれ、逆襲されます。
今回は状況に応じてショットの種類やコースを変える練習ドリルです。
 
  
   
 
  ドリル1:2対1決戦  
 
   
 
面数:
1面    
 
レベル:
中級以上    
 
時間:
15分    
 
人数:
5~8名    
 
目的:
ネットプレーの守備範囲拡大    
     
ネットを取った時のパスやロブに対して守備範囲を広げる練習です。
 
コーチ役の短めのボールに対してネットを確保(アプローチは右、左、中央から自由に選択)ここでの約束はボレーヤーにファーストボレーをさせること。

後は2(シングルスコート)対1での戦いとなります。
ボレーヤーは中途半端につなぐとパスを受ける原因を作りますので、深い攻撃 ボレーと角度ボレーで早めに決める事を心掛けます。
又、必要以上にネットにつめすぎるとロブ攻撃を受けますので絶えず頭の上を意識しながら機敏なフットワークと予測をして下さい。
   
 
  ドリル2:戻りがスタート  
 
 
 
 
面数:
1面  
 
レベル:
中級以上  
 
時間:
15分  
 
人数:
5~8名  
 
目的:
レシーブでのミスをなくす練習  
   
強いサービスに対して、一発リターンエースを狙うがむしゃらレシーブでのミスをなくす為の練習です。
 
レシーバーはゆっくりとセンター付近に返球しながら素早く中央に戻ります。
2人が互いに中央に向かい合った状態から駆け引きラリーのスタートです。

(駆け引きのポイント)
1、クロスへ打つ事で戻りの余裕を作る。
2、深く打つ事で相手をベースラインに釘付けにする。
3、ライジングで打つ事で相手に戻りの余裕を与えさせない。
4、緩急をつけることで相手のペースを崩す。
5、回転や角度ボールを使い、相手のスペースを作り出す。
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