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クリーブランド氏が語る、クラブのこだわり(4ページ目)

30年にも及ぶクラブ製作のキャリアの中で、数々の名器を生み出し、現在も第一線のクラブデザイナーとして活躍するキャロウェイゴルフ、ロジャー・クリーブランド氏。来日中のゴルフ界の重要人物にインタビュー!

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

JAWSウェッジの対象ゴルファーは?

ガイド:「JAWSウェッジ」は、クリーブランドさんも説明してくれたように、小ぶりなヘッドで、ソールも接地面が小さくなっています。それはテクニックを生かせるゴルファーはともかく、アプローチショットが苦手なゴルファーには難しくなるのではないでしょうか?

ピッチエンドランでダフったり、トップしたり、またバンカーから出せないゴルファーには、もっとしっかりとバウンスがついて、ソール幅も広めのウェッジのほうがやさしくなるのではないですか?

RC:うーん。確かにそうしたゴルファーには、もっとソールがしっかりとしたウェッジの方が向いているかもしれない。でも、それは一時的なことです。私は、自分のデザインしたクラブを使って、多くの方にゴルフを楽しんでもらいたいと考えています。ゴルフを楽しむことが重要なのです。

私は、ウェッジで色々なテクニックを駆使するのが好きです。グリーン周りでフェースを開いたり、色々なボールを打ち分けたり、そうしてテクニックを生かしたほうがゴルフが楽しくなると思いませんか? ゴルフを楽しんでもらうためにも、「JAWSウェッジ」は、そうした技術が活かしやすいデザインになっているのです。


ロジャー・クリーブランド氏へのインタビュー、まだまだ続きます。不世出のクラブデザイナーの肉声を出来る限り、お伝えできればと思います。



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