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若手の台頭!男子ツアーはI・I時代へ

完全に日本ツアーの中心プレーヤーとなった石川遼選手と賞金王争いを繰り広げる新鋭、池田勇太選手。次代を担う対照的な二人の若手プロの熾烈な戦いをデータを交えて紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

I・I(石川遼・池田勇太)時代の到来

優勝賞金4000万円のビッグトーナメント、「ダンロップフェニックス」が行われる宮崎県フェニックスカントリークラブの13番ホール。男子ツアー終盤戦は、熾烈な賞金王争いが予測される
石川遼、10代賞金王の可能性はあるか?」で、石川遼プロの10代賞金王の可能性は高いと予想しました。そのときは、4勝すれば賞金王はほぼ確定。3勝でも賞金王はぐっと近づくと書いたのですが、石川選手は、先日の「コカ・コーラ東海クラシック」で早々と4勝目をマーク。現在も賞金ランキング1位をキープ。

しかし、23歳の新鋭、池田勇太プロが、「キヤノンオープン」で3勝目をマークし、賞金も石川選手に約200万円差の2位と肉薄しています(※キヤノンオープン終了時点)。

昨年の賞金王、片山晋呉選手がコンディションに不安を抱えていることもあり、現状では、賞金王争いはこの二人に絞られたといっていいでしょう。日本の男子ゴルフツアーは、AON以来のライバル関係にある待望のスターの登場で、I・I時代とも言える新しい局面を迎えようとしています。

これまでの最年少賞金王は、ジャンボ尾崎選手の26歳。石川・池田選手のどちらが賞金王になっても、史上最年少のマネーキングです。この時期での賞金額1億円突破は、かなりのハイペース。次代を担う2人の若手プロが、ハイレベルな戦いを行っています。

>>次は、石川遼、今季の活躍>>
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