低重心パターで芯にヒット!

低重心パターは、打点が低くなりがちなアマチュアゴルファーによりマッチする
パッティングの距離感を出すためには、パターの芯で打つことも重要。芯を外してしまうと、思っていたほど距離が出ないなどして、距離感にばらつきが生まれます。

常にパターの芯で打つことはそれほど簡単なことではありません。しかし、スイートエリアの広いウッドやアイアンでミスの許容範囲を小さくすることができるように、大型のマレット型パターなど慣性モーメントの大きいパターを使用することで、より芯で打ちやすくすることは可能です。

あまり知られていないですが、大型小型に限らず、パターの形状やネックの形状も重要な役割を果たします。平べったいマレット形状やソールに重量を持たせたデザインの形状、ネックは短いか、あるいはないといった低重心のパターのほうが、より芯でヒットするパットが行いやすいといいます。

少し、マニアックな話です。ボールの直径が21mm。グリーン上でボールは芝に2mm程度沈むので、地面からボールの赤道までは約19mmです。ストロークの際にパターは少し地面から浮きます。プロや上級者でパターは、地面から4~5mm浮きます。一般アマチュアゴルファーだと10mm近く浮くといわれています。つまり、パッティングの動き自体が、パターの芯より下めで打ってしまいやすいといえます。それを補うのが低重心のパターというわけ。

パターの重心がより低い位置にあれば、フェースの下めで当たっても芯にヒットする確率は高まります。ボールの赤道をパターの芯で、きちんと捉えるには、低重心のパターで良く言われるように「低く長く」ストロークするのが良いようです。

余談ですが、以上のような条件を考えると、かなりの重量がネックに配分されているロングネックでは、必然的に高重心となりパターの芯でインパクトしづらくなるといえそうです。ロングネックは、デビュー当時のタイガー・ウッズが使用していたこともあり一時流行しましたが、セミナーでは、いまロングネックを使っているツアープロは誰もいないといわれたものです。

どうしてもクランクネックやロングネックを使いたい場合は、ハンドファーストにインパクトするとよいとアドバイスいただきました。高重心のパターをややダウンブロー気味でインパクトするのは、高重心のアイアンと同様のセオリーで納得できるものがあります。

ガイドの私見ですが、操作性という点では手元寄りの重量が大きいロングネックにも見るべきものがあるはずと考えています。また、一般的なトゥヒール型の形状とフェースバランスを両立させている点も他にはない特徴で、捨てがたい良さがあるのではないかと思います。

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