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ヘッドスピード測定の進化形  GTS-2登場!(2ページ目)

ヘッドスピード計測器の決定版が登場したといっても過言ではない「ユピテル スイングマルチテスター GTS-2」。多くの機能を備えた練習が楽しくなるアイテムを2週にわたり紹介していく。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

GTS-2の機能

「GST-2」の主な機能は、次の5点です。

1.ヘッドスピード測定
2.ボールスピード(初速)測定
3.ミート率表示
4.推定飛距離表示
5.練習モード

ヘッドスピード、ボールスピード、ミート率、推定飛距離はそれぞれの番手ごとに測定が可能になり、さらに計測したヘッドスピードなどの数値の履歴を最大500件蓄積することも可能。パソコンで測定データの管理もでき、専用ソフトも商品の公式サイトからダウンロードできます。

既存のヘッドスピード測定器の多くはヘッドに測定用のマグネットを貼り付ける必要があった
「GTS-2」の特徴を紹介しましょう。まず、強調したいのが測定用のマグネットが必要ないということ。

既存のヘッドスピード測定器は、測定の際、クラブヘッドにマグネットを貼り付ける必要がありました(※例外もあり)。マグネットは使いきると別売りで購入する必要があります。貼り付けが甘いと振った瞬間にはがれてしまうことも難点です。そもそも複数のクラブを試す場合は、それぞれに貼り付ける必要があります。ラウンド前に外して、練習の際にまた貼りつけるのは行ったことのある人ならその面倒さがわかるはず。前出の「サイエンスアイ ポータブル」は、各番手の推定飛距離を表示する機能がついているものの、そのためには全ての番手にマグネットを装着しなければなりません。

「GTS-2」は、マグネット装着せず測定が可能。測定の際はボールの後方、1~1.5mに置くだけ。飛球線方向に置く必要すらなく、適当に後ろに置いていればOK。ストレスなく、様々なクラブで測定できます。セットがアバウトでよいので、練習ラウンド中に使用してもプレーが遅れることもありません。

ちなみにボールを打たない素振りでも測定可能。素振りを測定した後、素振りと同じように打ってみても、実際に打球したほうがヘッドスピードは速くなりがち。素振りと同じように打つのはなかなか難しいようです。

>>ボール初速とミート率を測定可能>>
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