ゴルファーの必須アイテム、クリップマーカー
クリップマーカーはゴルファーの間に完全に定着。写真はナイキ |
以前は、ゴルフ場備え付けのものを利用したり、硬貨を用いたりすることが多かったのですが、現在はキャップに取り付けて使用するクリップマーカーが主流です。クリップマーカーとはクリップ状の台座を帽子に取り付けて、グリーンマーカーを磁石でくっつけるというもの。キャップに取り付けることから、キャップマーカーと呼ばれることもあります。
ひょっとするとクリップマーカーの存在を知らなかったゴルファーはごくごく少数派で、こうした説明も不要かもしれません。クリップマーカーは、2003年あたりに登場したのですが、瞬く間にゴルファーの間に定着しました。
急速に広まった最大の理由は、やはり便利なことでしょう。これまでのマーカーは、ポケットに入れていることが多いですが、ティーやボールも入れるとジャラジャラとかさばり、スムーズに取り出せなかったりします。クリップマーカーは取りはずしも取り付けもとてもスムーズで、プレーのリズムも良くなります。
真っ先にプロゴルファーがツアーで使用し始め、使用することがカッコいいというイメージが生まれたのも大きな要因です。マークするたびにポケットに手を突っ込む仕草をトーナメントで見ることもほとんどなくなりました。
最近では、種類が急速に増え、選ぶ楽しみも生まれています。腕前に関係なく、個性を演出し、ゴルフを楽しくするアイテムといえるでしょう。今回は、最新の面白いクリップマーカーを紹介します。