ヨネックスと用具契約締結!
小学校当時から愛用していたヨネックスと用具契約。ヨネックス社長いわく「サインするのに手が震えた」 |
この契約を熾烈なマネーゲームをヨネックスが制したという見方もあるようですが、恐らく誤りでしょう。遼選手とヨネックスは、小学校4年生のときにお父さんに連れられてヨネックスに来社して以来の長い間柄。記者会見でも遼選手本人が、人間関係が既に構築されているメリットを何度も強調していました。
また、すぐに次の試合があることも見逃せません。前述のとおり、FWとアイアンはヨネックスのモデルを使用している遼選手は、今回の契約でツアー優勝を勝ち取った自分の手に馴染んでいるモデルをすぐに実戦で使用できることになりました。これは、プロ生活のスタートという観点から考えると大きなアドバンテージといえるでしょう。
ちなみに、ドライバーに関しては、すぐにヨネックスのモデルに馴染めない場合も考慮して、1年間の試用期間が契約の中に盛り込まれています。
ヨネックスとの用具契約は、総合契約と呼ぶのにふさわしいものです。ゴルフクラブ(ドライバー含む11本以上) はもちろん、キャディバッグ、グローブ、キャップ(バイザー含む)、ウェア、シューズに加え、雨の日用のパラソル、レインカバー、クラブ運送用のトラベルカバーに至るまで、用具契約に盛り込まれています。
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ヘッドカバーに限らず、アマチュア時代の好みのものを選んで使いこなす遼選手が見られなくなるのは正直残念でもあります。ヨネックスでは、将来的に遼選手のキャラクターを生かしたブランドの立ち上げを考えているとか。 そちらも楽しみにしたいところです。
石川遼選手のプロ第一戦は、2月5日から行われる全英オープンのオーストラリア予選。54人のエントリー中、上位4人が予選突破という過酷な試合です。慣れ親しんだクラブで活躍する遼選手に期待です!
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