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2007年上半期NEWドライバー徹底総括(2ページ目)

毎年出るとわかっていてもやはり気になるNEWモデル。SLEルール施行直前の今年上半期発売されたドライバーを徹底総括!

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

「XXIO」と「TOURSTAGE」

ALL NEW XXIO460適合ドライバー
2006年は、2年に一度発売されるダンロップの超人気ブランド「XXIO(ゼクシオ)」の発売年。ライバルのブリヂストンスポーツは、そこに宮里藍プロの使用する「TOURSTAGE ViQ」をモデルチェンジし、その2強がドライバー市場を牽引した印象があります。

今年は、ダンロップから「ALL NEW XXIO460適合モデル」、ブリヂストンスポーツからは、「TOURSTAGE ViQ MX」が発売されました。それぞれ昨年モデルのマイナーチェンジといえるモデルです。

双方の共通点はヘッド容量の増加。「XXIO(ゼクシオ)」は432cc→460cc。「TOURSTAGE ViQ」は430cc→460cc。NEWモデルはそれぞれヘッドが一回り大ぶりになっています。ヘッド容量が大きくなるとミスヒットへの許容範囲が大きくなるため、両モデルとも一発の飛びというよりも平均的に飛距離を伸ばすという意図がうかがえます。

「TOURSTAGE NEW X-DRIVE」。複数のヘッド体積がラインナップされているのが特色
ブリヂストンスポーツでは、ヘッド体積・ヘッド形状に応じて5種類のモデルをラインナップした「TOURSTAGE X-DRIVE」を発売。ダンロップでもプロ・上級者向けのブランドと位置づけられている「SRIXON(スリクソン)」に、460ccの「SRIXON WRドライバー」を発売していて好評です。ポスト高反発のコンセプトとして、両社ともヘッド体積に着目している点で共通しています。

一昔前は、上級者は小ぶりなヘッド。大型ヘッドは初心者向けと相場が決まっていたものですが、現在は460ccクラスの大型ヘッドが完全に主流となっています。初心者からタイガー・ウッズに至るまで、ミスの少ない大型ヘッドのドライバーでプレーすることが当たり前の時代になったといえそうです。

>>次は、他のメーカーのドライバーについて>>
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