カーボンシャフトの登場
最新のカーボンシャフト(写真はテーラーメイド「RE*AX 50XR」) |
カーボンシャフトの特徴は、スチールに比べて軽量であることと打球したときの衝撃が緩和されること。重量に関しては、様々な重さと特性を持ったカーボンシャフトが発売されているので一概には言えないのですが、平均すると「ダイナミックゴールド」に比べて、50~60g程度軽量になります。
90年代初頭には、肩を痛めたジャンボ尾崎選手が、衝撃から身体を守るためにアイアンにカーボンシャフトを採用しました。日本屈指のハードヒッターであるジャンボさんがカーボン使用に踏み切ったたこともあり、ゴルファーの間に瞬く間にカーボンシャフトが普及。
カーボンシャフトの特徴である軽さは、むしろアマチュアゴルファーにとって、飛距離アップや扱いやすさの向上といったメリットとなります。カーボンシャフト全盛の90年代の中ごろはカーボンシャフトのみラインナップしたアイアンセットも多く存在しました。