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訴えられる!? ゴルフ事故事例 その2(2ページ目)

ゴルフの事故事例の第2弾。昨今頻発しているカートでの事故や関心の高いゴルファー保険についても紹介します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

カート道路での事故もある!

ゴルフ用乗用カート。セルフプレーの機会が増え利用頻度も高くなった
ゴルフ場の事故は、打球によるものばかりではありません。99年には、同伴競技者によってリモコンで操作されていたゴルフバッグを積んだカートが、女性プレーヤーに衝突し骨折するという事故がありました。

ホールとホールの間で、カートが移動するレールとプレーヤーの歩行する道路が交差している箇所があり、女性は道路を歩いていたところ走ってきたカートと接触。大怪我をする事故となりました。

この女性ゴルファーは、ゴルフ場施設の不備に責任があるとして損害賠償請求を起こしたところ、大半の主張が認められる判決が出ました(※ この女性が過去に何度もこのコースでプレーしていたため、2割は女性の責任が認定されました)。

歩行しているプレーヤーとカートなどのゴルフ場施設が接触する可能性がある場合は、警告灯や注意を促す看板、または従業員の誘導などの対策を講じていない限り、ゴルフ場は安全配慮義務や工作物責任から免れません。万が一の事故の場合は、ゴルフ場に責任を問うことができます。しかし、もちろん事故がおきないことが一番です。

特に最近は、カートを使用してのセルフプレーが多くなっているので、これらの事故の可能性についてもプレーヤーは注意が必要だと感じます。

>>次は、ゴルファー保険について>>
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