不意に起こる打球事故

長いクラブを使用するときは、特に周囲の状況を確認
先日、東京地裁で、2000年の10月に千葉県で起きた、打ったボールが隣のホールの男性ゴルファーに当たり肋骨を骨折するという打球事故について、約200万円の損害賠償を認める判決がでました。

ミドルホールの2打目をウッドクラブで狙ったところ、ボールが右に大きくそれ、70m先の隣のホールの男性に当たってしまったということです。ボールを打った男性は、打つ前に被害者の方には気づかず、キャディさんからの合図を確認してからショットを行いました。

ここで注目すべきは、判決の中でゴルファーは「自分の技量に応じ打球が飛ぶ可能性のある範囲を十分に確認すべき義務」があり、事故を起こしたゴルファーはその義務を怠ったという判断をされたことです。

我々ゴルファーは、狙ったところに打とうとしてボールを打つわけですが、もちろん意図しない方向に飛んでしまう事もあります。そうしたミスに対しても最大限に周囲に配慮して、事故がおきないよう注意する必要が、法律上義務づけられているという事実をこの判決は改めて示した形となりました。

ゴルフには、昔からこうした事故が絶えません。裁判にまで発展してしまうと、このケースのように判決が出るまでに数年を要するような長期のトラブルを覚悟する必要があります。打球事故などのトラブルを未然に防ぐためにも、いくつかの例を紹介しながら問題点を整理してみます。


>>次は、被害者に過失責任?!>>