ゴルフルールの第1章には、まず「エチケット」について書かれています。ルールの一番はじめに、ゴルファーとしての心構えを問うているのです。ゴルフは「自分に厳しくあれ」という文化によって、これまで受け継がれています。ゴルフを始める前に、きちんと確認しておきましょう。
スロープレーは禁止
スロープレーは、ゴルファー最大のNG行為!ハーフ2時間のプレーを心がけよう |
スロープレーは後続パーティーの進行を妨げ、同伴プレーヤーのリズムを乱す、ゴルファーが避けなければならない行為として広く認知されています。しかし、なかなか減らないのも事実。ベテランゴルファーの中でも多くのスロープレーヤーが存在するのはとても残念なことです。
初心者ゴルファーは自分の打球を追い、プレーするだけでも頭がいっぱいになりがち。しかし、前の組と間があかないように、同伴競技者を待たせないように気をつけなければなりません。
スロープレーを防ぐコツは、次のプレーを常に意識して、必要なクラブをあらかじめ持っておくことです。特にグリーン近くに向かうときは、必ずパターを持っていくようにしましょう。余裕があれば、同伴競技者のパターも持っていってあげましょう。こうした心配りを相互にすることで、スロープレーを減らすことが出来ます。
初心者のうちは、先輩ゴルファーから「走れ、走れ」と急かされます。私自身、学生時代に深刻な夫婦喧嘩になるまでのケースを見たことがあります……。そうした経験からいうと、ただ走ってもかえってミスショットが多くなり、結果として他のプレーヤーを待たせることに。機敏に、しかしプレーの時は落ち着いて。そして、周囲に気を配りながらゴルフを楽しみましょう。
同伴プレーヤーへの配慮
スロープレー以外にも、同伴プレーヤーの邪魔をしないように注意。他のプレーヤーがプレーしているときは動作を止め、音を立てないように注意します。また飛球線上に立たないのもマナー。プレーヤーの真後ろやパッティングの際の視界に入らないように気をつけます。これらは、本当に基本中の基本です。