ゴルフ/ゴルフ初心者向け情報

初心者のためのゴルフマナー(2ページ目)

ゴルフプレーで最も重要なもの。それがマナー。それゆえゴルフは紳士のスポーツたるのです。今回は、そのマナーを紹介しながら、ゴルファーとしての心構えを解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ターフ跡を修復する

大きく削れたターフ跡。後続プレーヤーのためにも必ず修復しよう
ゴルフコースを大切にするのもゴルファーの大切なたしなみです。

自分のショットによって芝生が削れてしまったら、目土を入れましょう。目土とは、ターフ(芝生)跡に砂を入れることで、芝生の根が張りやすくなります。

キャディさんに頼めばやってくれますが、最近はキャディさんのいないセルフプレーも多いので、自分で行えるようになりましょう。芝生の削れた場所にスコップで砂を入れて、足裏で軽くならします。雨が降ると土が馴染み、また芝が密生してきます。

目土袋。これに砂をいれラウンド中使用する
削ってしまった芝生は、目土の上から元の場所に戻しましょう。そうすれば、芝はまた根をはりはじめます。

ボールマークを修復する

グリーンフォーク。最近では市販されているものも増え、ファッション性も向上している
グリーンに出来たボールマーク(ボールが落下してできるグリーン上の凹み)は直しましょう。それには、グリーンフォークと呼ばれる道具を使います。ゴルフ場に備え付けている場合もありますが、あらかじめゴルフショップで買っておくのが紳士。

ボールマークの外側からグリーンフォークを刺し、周りの芝を凹んだところに寄せるように直します。そして最後に、パターのソールで軽く押して、平らにならします。ベテランゴルファーでも「寄せる」のではなく、凹んでいる部分を「持ち上げる」方がいるようですが、これは厳禁!芝の根が切れて、修復できなくなります。また、靴底で踏みつけるのもやめましょう。かえってグリーンを痛めてしまいます。上手にボールマークの直せるゴルファーは、ゴルフを心から愛し、「できる」感じがするんです、本当に。

グリーンに上がるときは、芝に傷をつけないよう細心の注意を払います。カップの近くは特に多くの人が踏みつけ痛んでしまうので、できるだけ近づかないように。グリーン上では、走るのもNG。

>>次はバンカーをならしましょう>>
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