V-iQとXXIO 両モデルのスペックを比較!
さて、注目の両モデルを比較してみたいと思います。NEW V-iQ | ALL NEW XXIO適合 | ALL NEW XXIO高反発 | |
ヘッド体積 | 430cc | 432cc | 460cc |
総重量 | 284g | 291g | 291g |
バランス | D0 | D1 | D1 |
シャフト長 | 45インチ | 45インチ | 45インチ |
シャフトトルク | 4.6 | 4.6 | 4.6 |
シャフト重量 | 48g | 48g | 48g |
シャフト調子 | 中調子 | 中調子 | 中調子 |
カタログのスペックを見て驚くことは、両モデルの数値が非常に近似していることです。前モデルからさらに大型となったヘッド体積はほぼ同じ。クラブ選択の大きな目安となる総重量こそ「V-iQ」のほうがやや軽い(-7g)ですが、バランス、シャフト重量ともにほぼ同じです。
クラウン部を薄肉化(「XXIO」は異なるチタン素材を採用)し、ソール部分に比重の重いウエイトを装着し、低重心化を実現しているのも共通点です。低重心化は、ドライバーの飛距離アップの要素である<高打ち出し角>と<低スピン量>実現に欠かせないポイントです。
高反発かルール適合か?
参考:V-iQのヘッド構造 |
発売間もない実績では、「ALL NEW XXIO」の販売数の半分以上が、高反発モデルでとなっています。ショップによっては7割以上高反発モデルの販売となっているところもあるようです。あと2年経つとルール違反となってしまう高反発ドライバーですが、飛距離にこだわるゴルファーには根強い人気があるようです。
ALL NEW XXIO 高反発モデル ソールに高反発を示す"HR"の表示がある |
「ALL NEW XXIO 高反発モデル」は、適合モデルよりもさらに大きいヘッド体積460cc。適合モデルと異なり、ボディとクラウン部は同素材が採用されています。タングステンウエイトも装着されておらず、適合モデルとは別の性格を持ったクラブと考えたほうが良さそうです。
08年までの期間限定でも良いから、高反発モデルの飛びがほしいというゴルファーには、「ALL NEW XXIO 高反発モデル」がお勧めです。しかし、使用できない競技などもありますからSLEルールを熟知しておく必要があります。